2011/06/20

頭の冴えた人は鉄道地図に強い

 【書 名】頭の冴えた人は鉄道地図に強い
 【著 者】野村正樹
 【発行所】講談社文庫
 【発行日】2010/8/12
 【ISBN 】978-4-06-276727-9
 【価 格】476円

2007年にごま書房が出ていた本を文庫本にするにあたり大幅に加筆修正された本です。鉄道地図をもとにいろいろとビジネスに役立つ考え方を教示してくれる本です。

著者の野村正樹先生に手紙と共に送っていただいた本なんですが、今年、永眠されこれが最後のお便りとなりました。

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2007/09/05

嫌なことがあったら鉄道に乗ろう

 【書 名】嫌なことがあったら鉄道に乗ろう
 【著 者】野村正樹
 【発行所】日経ビジネス人文庫
 【発行日】2007/8/1
 【ISBN 】978-4-532-19407-9
 【価 格】714円

著書の野村先生には毎年夏になると大阪まで来ていただいて「知的生産の技術研究会・関西」で講演をしていただいています。ここ2年ほどは「人生後半の夢を実現する方法」、「ビジネス脳を鍛える電車力トレーニング」というタイトルで電車をテーマに講演してもらっています。ビジネス書を多く出されている野村先生ですので、単なる電車の話ではなく毎回、ビジネスや人生論的な講演になっています。野村先生にとっては、ちょうどこの時期に阪急や阪神百貨店で「鉄道模型フェスティバル」が行われますので、それが主目的かもしれませんが(笑)

本書は日本経済新聞社から出ていた本が文庫化されたものです。「新しい生活をスタートさせた時」など人生の節目、節目で電車を題材に魅力や楽しみ方を紹介しています。

そうそう大阪に阪堺線というチンチン電車が走っていて、通天閣のすぐ近くにある恵比寿町から住吉公園を結んでいるのですが「21世紀に残したい鉄道風景」に「50年前の車両が全身で関西弁を叫んでいる」と紹介されているそうです。これはなかなかうまい表現ですね。

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2007/08/17

頭の冴えた人は鉄道地図に強い

 【書 名】頭の冴えた人は鉄道地図に強い
 【著 者】野村正樹
 【発行所】ごま書房
 【発行日】2007/7/25
 【ISBN 】978-4-341-08359-5
 【価 格】1300円

今年の夏も知的生産の技術研究会・関西で講演いただきますが、野村先生の最新刊です。

首都圏の私鉄と関西圏の私鉄の違いについて面白い分析が載っています。首都圏は私鉄が山手線の壁にはばまれていますが、私鉄は環状線を貫いて都心部に突き刺さっています。確かに近鉄、南海、阪急、京阪、阪神みんなそうですね。

首都圏の場合は帝都で官の力が強く、今は民間となりましたが山の手線内の東京メトロの前身は帝都高速営団でした。

対して関西は民間資本で、江戸時代の橋をかけたのも大阪の民衆でした。鉄道本ですが、いろいろな見方を鉄道を題材に提供してくれる一冊です。

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