2006.12.10

近鉄の廃線を歩く

 【書 名】近鉄の廃線を歩く
 【著 者】徳田 耕一
 【発行所】JTBパブリッシング
 【発行日】2006/12/01
 【ISBN 】4-533-06557-0
 【価 格】1800円



しょっちゅう近鉄を使っているので迷わず買ってきました。近鉄以外にいろいろな軽便鉄道などが紹介されています。

伊勢電気鉄道は懐かしいですね。津の海岸線を走って伊勢の外宮までつながっていた線で、子供の頃にはまだ架線の後などが残っていました。こんなところを電車が走っていたんだと驚いたものです。

また津球場近くから阿漕駅の横を通って、久居、伊勢川口につながる中勢鉄道という軽便鉄道もありました。こちらは昭和18年になくなったため、ほとんど遺跡は残っていませんが阿漕駅近くに橋脚だけが残っています。

けっこう本数があり8時~18時は20分おきに走っていました。今の近鉄と変わりませんなあ。

→ 『近鉄の廃線を歩く』

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2006.11.23

知られざる社のうち伊勢神宮

 【書 名】知られざる社のうち伊勢神宮
 【著 者】矢野 憲一
 【発行所】角川選書
 【発行日】2006/11/10
 【ISBN 】4-04-703402-9
 【価 格】1600円



遷宮に向けたお木曳が始まっている伊勢神宮。これから色々な行事が続きます。タイムリーに伊勢神宮の元神官が著者で、知られざる伊勢神宮について書かれた本が出ました。

■蘇民将来子孫家門
伊勢の家の軒先には一年中、注連飾りが飾られています。そこに書かれているのが「蘇民将来子孫家門」という文字。省略して「笑門」とも書きますが、昔は「将門」だったそうです。平将門との関係を言われることもあり、商売繁盛の面からも「笑門」に変更になりました。

伊勢・志摩では海女さんが海へ潜る時にドーマン・セーマンの魔除けの印をつけますが、セーマンは安部晴明の五芒星と同じ、ドーマンは芦屋道満の名に由来しています。今も陰陽道や道教の世界が残る伊勢の町です。

■荒祭宮には鳥居がない
外宮も内宮も荒御魂をまつる荒祭宮、多賀宮には鳥居がないそうです。気がつきませんでしたね。なぜか理由は分からないそうですが、一説では大神の荒御魂をおまつりしているので本宮と一体だからと言われています。

■風日祈宮
伊勢の枕詞は「神風の」だったんですね。本宮から少し離れた風日祈宮は延喜式の時代には「風神社」と呼ばれていたそうです。元寇で2度の神風を起こしたと末社から別宮へ特進しました。

■勾玉池
伊勢市駅から参道を通って外宮に入ると左手に池が見えます。これが勾玉池ですが、もともとは宮川の支流だったんですね。明応7年の大地震で支流が陥没して池になったそうです。

■犬も参ったおかげ参り
犬が参った記録があるそうで、京都の飼い犬が茶店などで握り飯をもらい、無事に伊勢に着き、外宮では神官からよく来たと首にお札をつけてもらい、内宮も参って無事に帰ったそうです。

→ 『知られざる社のうち伊勢神宮』

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