2017/01/30

5/8(はちぶんのご)

【書 名】5/8(はちぶんのご)
【著 者】野村正樹
【発行所】マイストロ
【発行日】1999/4/14
【ISBN 】4-944174-21-7
【価 格】1500円

主人公(女性)がバーでカクテルを飲みながら推理をしていくのが面白いですね。さすがに元サントリー出身の野村さんですのでカクテルの作り方などの話題も出てまいります。

リストラなど色々な話を織り交ぜながら進んでいくミステリーです。最後は意外な人物が真犯人でしたね。

本の装丁が銀色でそこに目立つ赤で「5/8」のタイトルが書かれています。野村さんが小石さんの人脈創りフォーラムに講演に来られたおりに著者割引で買いました。翌週に知研の2次会で完売になっておりました。


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2016/12/02

美女と竹林

 【書 名】美女と竹林
 【著 者】森見登美彦
 【発行所】光文社文庫
 【発行日】2010/12/20
 【ISBN 】978-4-334-74895-1
 【価 格】571円

森見ワールド満載の本です。テーマは桂にある知り合いの竹林を刈るだけなんですが、あとは思索というか妄想にふけったりとなります。ところどころに「夜は短し歩けよ乙女」で山本周五郎賞を受賞した話などがアクセントして入ります。


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2015/07/31

『もしドラ』はなぜ売れたのか?

 【書 名】『もしドラ』はなぜ売れたのか?
 【著 者】岩崎夏海
 【発行所】東洋経済新報社
 【発行日】2014/12/12
 【ISBN 】978-4492045619
 【価 格】1,512円

300万部を超え、売れ続けている「もしドラ」。実際、書く前にどんなドラマがあったのか等の秘話が書かれています。「ブレーンはやめて、明日からはおれの運転手になれ。それができないなら辞めてもらう」秋元康からの「最後通告」から話がはじまります。秋元康の弟子だったという話は知っていたのですが、本を書くに至るまでいろいろあったんですね。発端はハテナブログに書いていた文章をダイヤモンド社の編集者を見つけたところから本作りがスタート。ですが売れる本にするために周到な準備をしていたんですね。


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2014/11/18

銀婚式物語

 【書 名】銀婚式物語
 【著 者】新井 素子
 【発行所】中公文庫
 【発行日】2014/10/25
 【ISBN 】978-4-12-206027-2
 【価 格】880円

25年前に「結婚物語」を読みましたが、実際、結婚する時に同じようなドタバタに遭遇。ですので、「結婚物語」は、なかなかの名著でした。それから25年、無事に銀婚式を迎え、そのドタバタ騒動の物語。ウチも銀婚式には近くのイタリア料理店へ食べにいきましたなあ。

作家という仕事柄、仕方ないのでしょうが3万冊の蔵書というのがすごいですね。ですので住む家の設計が書庫の設計になったりします。また未成年の時から小説家デビューしたので出版社としては接待で飲みにつれていくわけにもいかず、代わりに「ぬいぐるみ」ということで積もり積もって3千もあるというのも想像できませんなあ。ハチャメチャながら楽しめる1冊です。

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2013/06/20

ペンギン・ハイウェイ

 【書 名】ペンギン・ハイウェイ
 【著 者】森見登美彦
 【発行所】角川文庫
 【発行日】2013/1/20
 【ISBN 】978-4-04-100561-3
 【価 格】629円

ある日、突然、ペンギンが登場するところから物語がスタート。小さな町を巻き込んで、小学4年生の少年が謎を解いていくのですが考え方がとても論理的ですごいですね。お父さんの示唆によるものなんですが「毎日の発見を記録しておくこと。そして、その発見を復習して整理すること」なんて言葉をしっかり守る点が小説ながらすごいですね。第31回日本SF大賞受賞作です。

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2009/03/16

漱石夫妻 愛のかたち

 【書 名】漱石夫妻 愛のかたち
 【著 者】松岡陽子マックレイン
 【発行所】朝日新聞社
 【発行日】2006/10/30
 【ISBN 】978-4-02-273170-8
 【価 格】700円

漱石の孫にあたりますが、生まれたのは1916(大正5)年に漱石が49歳でなくなってからです。漱石の奥さんだった夏目鏡子は39歳で漱石をみとり、子供6人を育てあげ、85歳で亡くなっています。

祖母や母親(漱石の長女)に聞いた、漱石についていろいろな話が出てきます。

「吾輩は猫である」
漱石の出世作になった作品ですが、モデルとなる迷い猫がやってきたのは1904(明治37)年。何回、追い出しても家に入ってくる猫を、よく漱石の家に来ていたお婆さんが、猫をひっくり返して、「この猫が爪まで真っ黒で、きっと福の神だから、追い出さないで飼っておきなさい」と言ったそうです。まさに福の神になりました。

猫がやってきた家は以前に森鴎外が住んでいて、今は明治村に保存されている家です。その後、2ケ所移転しましたが、猫もついてきて1908年に死にました。福猫でしたので、墓まで作ったそうで、漱石は懇意の人に猫の死亡通知を出しています。


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2006/08/27

銀の匙

 【書 名】銀の匙
 【著 者】中 勘助
 【発行所】岩波文庫
 【発行日】2006/01/25
 【ISBN 】4-00-310511-7
 【価 格】500円



高橋輝次氏の『編集の森』で中勘助氏の「検印」という詩が紹介されており、元となった銀の匙を買ってきました。奥付を見ると1935年11月30日に第一刷となっていますね。

今も刷が重ねられています。この作品を最初に認めたのが夏目漱石であると和辻哲郎の解説が巻末に掲載されていますが、日付がなんと昭和10年になっています。

前編は幼い日の心象風景をつづった不思議な作品ですが、小さな頃、皆、こんな風だったんだろうなあ。と感じさせてくれる作品です。それにしてもきれいな文章ですね。

→ 『銀の匙』

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