2017/09/28

おうちで学べるアルゴリズムのきほん

 【書 名】おうちで学べるアルゴリズムのきほん
 【著 者】鈴木浩一
 【発行所】翔泳社
 【発行日】2017/03/13
 【ISBN 】978-4-7981-4528-0
 【価 格】2,5200円

小学校でプログラミング教育がはじまりますが重要となるのがアルゴリズムです。平易に基本的なアルゴリズムが学べる1冊になっています。中小企業診断士試験では経営情報システムという科目がありますが、副読本でもよいですね。

コーヒーブレークのコラム記事もウンチクが多くいいですね。ソート、文字列処理の基本形だけでなく、グーグルなどの検索エンジンがどんなアルゴリズムで動いているのか、スマホの道順案内や画像認識をどう行っているのか、最新の機械学習まで記載されています。

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2017/05/13

チューリングの大聖堂(下)

 【書 名】チューリングの大聖堂(下)
 【著 者】ジョージ・ダイソン
 【発行所】ハヤカワ・ノンフィクション文庫
 【発行日】2017/03/10
 【ISBN 】978-4-15-050492-2
 【価 格】1060円

表題はチューリングとなっていますが、中心に書かれているのがジョン・フォン・ノイマンです。プログラム内蔵方式(ノイマン方式)を考えだし、これがソフトウェアの発展となっていきます。コンピュータを戦争目的だけでなく気象や天文などいろいろな応用を考えていました。

■エニグマ
第二次世界大戦でドイツ軍が使っていたのがエニグマ。ドイツの電気技術者が考えだしドイツ軍に売り込みましたが断りました。あとで思い直して採用します。平らな円筒型のローターが数枚並んでいて、それぞれのローターには26個の電気接点がありアルファベットに対応しています。ローターの片側から文字をいれると別の文字になって出て行きます。これがすさまじい組み合わせ数になるので解読不能といわれていましたがチューリングがいどみ解読します。戦争前にポーランドの暗号解読者がエニグマをある程度、解析してもらっていたのが助けになりました。


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2017/04/15

チューリングの大聖堂(上)

 【書 名】チューリングの大聖堂(上)
 【著 者】ジョージ・ダイソン
 【発行所】ハヤカワ・ノンフィクション文庫
 【発行日】2017/03/10
 【ISBN 】978-4-15-050491-5
 【価 格】10600円

チューリングが構想したのがチューリングマシン。これを具現化しようと考えたのがフォン・ノイマンなどを中心としたプロジェクト。いかにコンピュータが生まれてきたのか創世記の物語です。真空管を使ってメモリーなどを作ろうとしましたが、ちゃんとした真空管がなく、まずは使える真空管を探すような地道なところからスタートします。

■高等研究所
4階に食堂があり昼食と夕食が安い値段で提供されました。1946年10月14日のメニューは「オヒョウのクリーム煮、卵とポテト添え」25セント、「サーモンの煮物、パセリ・ソース、ポテト添え」50セントが選べ、コーヒーは5セント。厨房にはアインシュタイン向けの注意書きがあり、脂肪だめ、キャベツ類や豆もだめ、氷で冷やしたものは全てだめ。でアインシュタインの好みは4分間ゆでた卵でデザートは焼きリンゴだったそうです。

■シフトレジスタの製作
1948年の夏、部品を何度も複製しないといけないので雇われたのが地元の女子高生。

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2017/04/11

人工知能はいかにして強くなるのか

 【書 名】人工知能はいかにして強くなるのか
 【著 者】小野田博一
 【発行所】講談社ブルーバックス
 【発行日】2017/01/20
 【ISBN 】978-4-06-502001-2
 【価 格】1000円

グーグルが開発した人工知能アルファ碁がプロ棋士をついに破ったというニュースが世界中を駆け巡ります。人工知能がいよいよシンギュラリティ(技術的特異点)を超えて、本当に知能をもつのではないかと感じた人も多いでしょう。実際、人工知能がどう考えているのかチェス、将棋、囲碁をテーマに解説した本です。基本的には局面をどこまで読むかが勝負ですが、いかに無駄な局面の検討をしないようにすることも大切です。アルファ碁の本質も評価関数とモンテカルロ法(乱数の発生)を駆使しています。人工知能がいかに学習して現在のようになってきたかが分かる一冊です。


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2017/02/03

人工知能と経済の未来

 【書 名】人工知能と経済の未来
 【著 者】井上 智洋
 【発行所】文春新書
 【発行日】2016/07/20
 【ISBN 】978-4-16-661091-4
 【価 格】800円

副題が「2030年雇用大崩壊」になっています。AIとBIがテーマになっています。
1995年にWindows95が発売され、20年以上経ち情報化社会になっています。次のブレークスルーになりそうなのがAI。産業革命によって機械に仕事が奪われると考えて人々はラッダイト運動で、機械の破壊です。生産性があがることで別の仕事が生まれ人々は新しい仕事につきます。ではAIでは、どうなるのでしょうか。

この本の分析によるとAI時代にも仕事をする人がいますが資産は1割の人に集まりそうです。そこで提唱しているのがBI(ベーシックインカム)です。日本国民全員に月7万円配布するという案。ただし、いきなり行うのは大変なので、まずは1万円からスタートします。全員に配るというのがミソでマイナンバーができましたので、それほど行政コストはかかりません。これで生活保護費、年金などが統一されますので年金機構などがいらなくなり行政コストが激減します。なかなか魅力的な案です。


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2016/03/24

IoTとは何か

 【書 名】IoTとは何か
 【著 者】坂村健
 【発行所】角川新書
 【発行日】2016/03/10
 【ISBN 】978-4-04-082058-3
 【価 格】800円

IoTという言葉がよく登場していますが、実際はどういうものか坂村先生が解説しています。

副題が技術革新から社会革新になっています。IoTというとネットワークにセンサーをつないでと、技術的な話が多いのですが、そうではなく各メーカーがオープン化しなければ成功しないと明快です。家庭に入ったA社クーラーとB社の加湿器が連携しなければエコシステムはできません。各メーカーはどう連携すればよいかAPIを提供することで各メーカーをつなぐことができ、i-modeのようにガラパゴス化することを防げます。そのために個別の機器を識別するためのucodeもできていて、実験が始まっています。

日本は今までギャランティ型(性能保証)で、インターネットのようにベストエフォート型(努力はするが確約はしない)ではありません。これからの社会ではオープンデータを提供するAPIだけ提供して、あとはユーザーに考えてもらうという考え方も重要になります。

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2015/12/18

誰も教えてくれなかった中小企業のメール活用術

皆さんは学生時代、ビジネスメールの書き方について学習しましたか?

大学や専門学校で情報処理の非常勤講師を長くやっていましたが、ほとんどの学校ではマイクロソフトのマウス検定対策などが中心で、ビジネスメールに関する講座をやっていません。署名の設定などテクニカルな話題を少しやる程度です。

卒業し会社に入っても名刺の渡し方や電話の取り方についての研修はありますが、ビジネスメールの研修はありません。今やお客さんからのファーストコンタクトがメールになりつつあります。研修を受けていませんので我流のメールを送ることになりますが、これがトラブルになっています。

というわけでメール本を出版しました。電子書籍版なんですがオンデマンドで印刷書籍版もあります。(ちょっと高くなります)

■「誰も教えてくれなかった中小企業のメール活用術」
水谷 哲也
電子書籍版 800円(税別)/印刷書籍版 1200円(税別)
ISBN:978-4-8020-9054-4
発行:インプレスR&D


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2015/07/24

日本インターネット書記

 【書 名】日本インターネット書記
 【著 者】鈴木 幸一
 【発行所】講談社
 【発行日】2015/03/12
 【ISBN 】978-4-06-218944-6
 【価 格】2600円

日本発の商用プロバイダー、インターネットイニシアチブを立ち上げた鈴木社長の奮戦記です。NTTを中心とした電話網しかないところにインターネット事業を立ち上げようとするので、まずは認可をえるまでが大変。いまだに官は縦割りで情報は経済産業省、通信は総務省が担当しています。情報通信で一体のはずなのに国が別れているので、都道府県でも別れていて不効率極まりないですね。

当初は電話網をつかってインターネット接続していましたが、この時に使われたのがPPP。これって、インターネットイニシアチブが作っていたんですね。どんな苦労のなかから日本のインターネットがスタートしたのか、よく分かる本です。

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2015/07/12

鈴木さんにも分かるネットの未来

 【書 名】鈴木さんにも分かるネットの未来
 【著 者】川上 量生
 【発行所】岩波新書
 【発行日】2015/06/19
 【ISBN 】978-4-00-431551-3
 【価 格】900円

株式会社ドワンゴを設立し、現在は株式会社KADOKAWA.DWANGO代表取締役会長。またスタジオジブリプロデューサーの見習いをしていて、その時の経験が「コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと」(NHK出版新書)で書かれています。この本はインターネットって何、これからどうなるのかをスタジオジブリの鈴木プロデューサー向けに書いた内容。

コンテンツやプラットフォームの考え方など、とっても分かりやすい内容。アマゾンの税金問題などネットと国境の問題やグローバルネットワーク時代の国家についても書かれています。


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2015/04/24

ピクサー 早すぎた天才たちの大逆転劇

 【書 名】ピクサー 早すぎた天才たちの大逆転劇
 【著 者】デイヴィッド・A・プライス
 【発行所】ハヤカワ・ノンフィクション文庫
 【発行日】2015/02/25
 【ISBN 】978-4-15-050424-3
 【価 格】1000円

世界初の全編3DCG長編アニメーション「トイ・ストーリー」を皮切りに、「バグズ・ライフ」、「モンスターズ・インク」、「ファイテング・ニモ」などのヒット作を送り出してきたピクサー・アニメーション・スタジオ。誕生から現在までの裏話を描いた1冊。

ピクサーといえばスティーブ・ジョブズ。ジョブズといえば創業したアップル社を追われ、やがて落ち目となったアップル社から招かれて返り咲き、見事に復活させました。ピクサーを率いたラセターも同じで22年前にディズニーを解雇され、やがて映画を作る力をなくしたディズニーからCG部門を買収してピクサーが誕生。やがてラスターはディズニーの救世主として古巣に戻ります。そしてラスターが製作総指揮をつとめたのが「アナと雪の女王」。昔、ラスターはジャングル・クルーズで働いていたこともあるそうです。

ピクサーはもともとルーカスフィルムにありましたが、スティーブ・ジョブズが1986年に買収します。しかし最初の10年間はずっと赤字を垂れ流す状態。ジョブズは辛抱強い投資家でしたが、アップル社を追われ、また失敗したらダメだという意識もあったことが、この本を読むとよく分かります。他にも社長のエド・キャットルム、ジョブズと決裂するアルヴィ・ルイ・スミスなどが登場します。

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