民族がわかれば中国がわかる
【書 名】民族がわかれば中国がわかる
【著 者】安田峰俊
【発行所】中公新書ラクレ
【発行日】2025/02/10
【ISBN 】978-4-12-150832-4
【価 格】1,000円
■IDカード
中国人の全員が携帯を義務づけられているIDカードには民族という項目があり漢族や朝鮮族と記載されています。公的には56の民族があります。
■回族
若者に人気の仕事がアラビア語の通訳で他の中国人よりもアラビア語を学びやすい環境にあります。またイスラム教の知識や生活習慣についても身につけており通訳として有利です。
■朝鮮族
人口のうち1/3が海外へ出ています。85万人の在韓中国人のうちの60万人が朝鮮族。日本にも10万人ほどいます。また福建省出身の福州人が10万人います。
■満族
旗人(清代)と呼ばれる社会階層の末裔が八旗制で日本の旗本もちかく、所属旗が現代でも話題になります。
■夜郎自大
自分の力量を知らずに、いばっていることを言いますが漢の時代に西南の地(貴州省など)にあった国が野郎です。
■チャイナドレス
受験生の母親が派手なチャイナドレスを着て会場に付き添うのが初夏の風物詩で教育ママの勝負服になっていますが、初めて着た人が多くコスプレ衣装になっています。
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