2024/06/01

神保町 本の雑誌

 【書 名】神保町 本の雑誌
 【著 者】本の雑誌編集部
 【発行所】本の雑誌社
 【発行日】2023/11/10
 【ISBN 】978-4-86011-484-8
 【価 格】1800円

神田駅で降りるという初心者も多いのですが、神保町には250ほどの出版社があり神保町交差点を中心とした半径750界隈に750の出版社があります。

■古物商免許
身分証明書以外に本籍地の市町村が発行する禁治産者、準禁治産者、破産者でないことを証明する書類が必要

■古書店
買わずに後悔するより買って後悔しろ
即売会では3周する。しかもそれぞれ逆に回る

■古書組合
組合員の紹介が必要で出資金10万円、加入金44万円、共済会基金3万円が必要、申請時にすでに開業して営業経験があることが望ましい。
毎月は組合費4千円と共済費が3百円。

■玉英堂書店
伝藤原公任筆「古今和歌集」 1億5千万 実際に売れました

■古本業界
本を古紙回収業者に回して捨てることで成り立っています。
新刊書店経験者が古本屋をはじめて失敗するのは本を捨てることができないからで、新刊書店では返品できますが古書店ではツブすことで棚の鮮度を保ちます。ところが「まんだらけ」やブックオフは捨てていた本を商品にしてしまいました。

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2024/04/10

ビブリア古書堂の事件手帖IV 扉子たちと継がれる道

 【書 名】ビブリア古書堂の事件手帖IV 扉子たちと継がれる道

 【著 者】三上延
 【発行所】メディアワークス文庫
 【発行日】2024/03/25
 【ISBN 】978-4-04-915298-2
 【価 格】730円

鎌倉文庫がテーマになっています。戦争で収入の道も大変になった鎌倉の文士たちが蔵書を持ち寄り貸本屋を始めます。久米正雄、川端康成、小林秀雄、高見順など、そうそうたるメンバーでした。この鎌倉文庫の揃いをテーマにしたミステリになっています。

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2024/02/09

古本大全

 【書 名】古本大全
 【著 者】岡崎武志
 【発行所】ちくま文庫
 【発行日】2024/01/10
 【ISBN 】978-4-480-43934-5
 【価 格】1000円

ラベルには「買って、読んで、書いてきた四半世紀分の古本仕事の集大成」とあります。本を買えば当然、溜まります。いかに処分するか悩むことになります。

■遅筆堂文庫
井上ひさしが故郷の川西町(山形県)の図書館に寄贈した蔵書が13万冊。町の小さな図書館の蔵書数が3万冊なので並外れた規模になります。
「書物を売るということは、書物を買うのと同じように人間を賢くするものだ」薄田泣菫「茶話」

■出久根達郎流古本処分法
自分が目を通したもの、読んだ本はとにかく処分してはダメ-あの本のあそこに書いてあったと覚えてしまっているから

■古本屋の閉店時間が早くなった理由
昭和30年代は24時頃まで開けている店もあり、銭湯帰りに商店街へ寄る夜の客が多かったのが理由です。銭湯の減少とともに夜20時ぐらい占める店が増えることになります。

→ 古本大全

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2023/12/09

出久根達郎の古本屋小説集

 【書 名】出久根達郎の古本屋小説集
 【著 者】出久根達郎
 【発行所】ちくま文庫
 【発行日】2023/11/10
 【ISBN 】978-4-480-43916-1
 【価 格】1000円


古本屋店主で作家となった出久根達郎の小説23編が収録されています。集団就職で文雅堂に勤め、独立開業して芳雅堂をオープン。ところが店売りが減ったため、古書目録「書宴」の通信販売をはじめ余白に店番日記を載せたところ、編集者の目にとまって「古本綺譚」が出版されます。ただし無名の人間の小説は売れないので編集者からは古本屋の親父の身辺雑記と言いふらしてくださいと頼まれたそうです。


■本屋の立ち読み
少年が立ち読みしてもとがめない店主。客がひとりもいない店は入りづらいのと、子供は将来の客になる。また古本屋の店番は本を読んでいることが必須で鰻屋が渋団扇であおぐのと同じである。


■セドリ
書棚に並んだ本の背を見て買取するのはこじつけで、同業者の中間にたって売買の取次をすることである。

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2023/01/10

本を守ろうとする猫の話

 【書 名】本を守ろうとする猫の話
 【著 者】夏川草介
 【発行所】小学館文庫
 【発行日】2022/9/11
 【ISBN 】978-4-09-406684-5
 【価 格】650円


2017年に出版された本が文庫化されました。巻末の「解説にかえて」に世界35ケ国で翻訳・出版された本です。本から多くのことを学んできたことを示唆してくれる一冊です。


ただがむしゃらに本を読めば、その分だけ見える世界が広がるわけではない。どれだけ多くの知識を詰め込んでも、お前が自分の頭で考え、自分の足で歩かなければ、すべては空虚な借り物でしかない

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2022/10/28

定価のない本

 【書 名】定価のない本
 【著 者】門井慶喜
 【発行所】創元推理文庫
 【発行日】2022/10/21
 【ISBN 】978-4-488-43313-0
 【価 格】780円


古書籍に関するミステリーで、主人公は古書肆・弘文荘を開業した反町茂雄を彷彿させる人物。店舗を持たず古書籍を待賈古書目という目録で通信販売しました。一誠堂などがモデルとしても登場します。徳富蘇峰なども登場します。

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2022/07/27

平成古書奇談

 【書 名】平成古書奇談
 【著 者】横田順彌
 【発行所】ちくま文庫
 【発行日】2022/7/10
 【ISBN 】978-4-480-43823-2
 【価 格】900円


ハチャハチャSFで有名な横田順彌が作者で懐かしい名前だなと手に取りました。2000年~2002年に文芸ポストに掲載されたものをまとめたものですが、古書店・野沢書店を中心にいろいろな事件が起きます。明治SFなどもよく研究されていて本を出されていましたから、古書店の裏話などはお手の物ですね。

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2022/07/25

増補 本屋になりたい この島の本を売る

 【書 名】増補 本屋になりたい この島の本を売る
 【著 者】宇田智子
 【発行所】ちくま文庫
 【発行日】2022/7/10
 【ISBN 】978-4-480-43829-4
 【価 格】760円


ジュンク堂那覇店に勤務していたところ第一牧市公設市場の目の前にある古本屋を引き継ぐ話になり、ウララ書店をオープン。沖縄本などを中心とした品揃えで、そういえば市場へ行った時に古本屋があると入った記憶があります。そうか、あのお店だったんですね。本に書いてある通り小さなお店でした。


■町でお金をまわす
自分で店をはじめると、買い物する場所がスーパーやチェーン店から、できるだけ近所のお店で買うようになります。商売をする苦労を知っているので、目の前で商品が売れる喜びがよくわかるからです。


■沖縄の本
県外で出版された本が入るのは4日遅れということや沖縄の例えばお墓のしきたりが本土と違うということで沖縄には出版社がいくつかあります。こういった本は現地でしかなかなか手に入りません。

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2022/07/01

古本マニア採集帖

 【書 名】古本マニア採集帖
 【著 者】南陀楼 綾繁
 【発行所】皓星社
 【発行日】2021/12/15
 【ISBN 】978-4-7744-0750-0
 【価 格】2000円


多彩な古本ライフをおくる36人へのインタビュー記事で日本の古本屋メールマガジンの連載を単行本化したものです。


■カラーブックス
1962年~1999年に保育社から出ていた文庫本サイズの本で、コンプリートした人がいて、全部で909冊あるそうです。一番、古書値が高いのが「すすきのママ101人」だそうです。


■サンパル ジュンク堂
サンパルが建て替えで閉館となりましたが、今は隣のダイエーにあるジュンク堂はもともとサンパルにあったんですね。


■退屈男と本と街
2004年6月にはじまったブログで、最近はTwitterに移ったそうです。

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2022/05/14

古本屋的!東京古本屋大全

 【書 名】古本屋的!東京古本屋大全
 【著 者】中山信如
 【発行所】本の雑誌社
 【発行日】2021/11/30
 【ISBN 】978-4-86011-466-4
 【価 格】2,700円


古書月報などに連載されたものをまとめたものです。


■古書即売会
東京で開かれたおは明治42年11月、横浜の浜港館の古書展。横浜貿易新報の富田社長が東京から6店を集めて開催。新宿伊勢丹でも行っていたが中止になりました。売上はあっても伊勢丹の会員カードの利用率が低すぎ、古書展に来る客が伊勢丹へ来る客とリンクしないのが中止の理由です。


■東陽堂書店 高林孝行
アトランタオリンピックの日本代表。お父さんも巨人の選手。


■古本屋
古本屋は、買えるより買えない方が余程、つらい-入札で少しの差でのがすことが多い
古本屋は1日5千円を売上るよりも5千円買い入れする方が、よほど儲かる-持ち込まれたチリ紙交換の本の山を5千円で買って神田の市場へ出したら60万円ちかくになる


■古本屋の値付け
叩き上手は 経験に従って
マニア転向派は 好き嫌いに従って
脱サラ派は よその目録に従って
未亡人派は うろ覚えに従って
世襲派は 必要に従って

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