2023/02/23

知られざる空港のプロフェッショナル

 【書 名】知られざる空港のプロフェッショナル
 【著 者】佐野倫子
 【発行所】交通新聞社新書
 【発行日】2022/12/15
 【ISBN 】978-4-330-05822-1
 【価 格】990円


■締め切り時間
搭乗手続きー国内線はフライト出発の15~20分前
デッドラインを過ぎると自動的に端末でチェックインができなくなる
公共交通機関が遅れている場合はカウンターに大概、事前に情報が入っており待ち構えています。
チェックインが終わるとお客さんを連れて空港内を走ることになります


■予定変更
ダイバート Divert その時点で着陸可能な代替え航空に着陸
リターン Retern 出発空港に引き返す
天気などで、そうなる可能性がある場合はメイサイバート、メイリターンと呼びます
こうなると残業確定です

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2022/12/31

関西周辺 街道・古道を歩く

 【書 名】関西周辺 街道・古道を歩く
 【著 者】山と渓谷社
 【発行所】山と渓谷社
 【発行日】1999/12/
 【ISBN 】978-4-635-01105-4
 【価 格】1400円


山の辺の道など24コースが紹介されています。

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2020/03/28

ルポデジタルチャイナ体験記

 【書 名】ルポデジタルチャイナ体験記
 【著 者】西谷格
 【発行所】PHPビジネス新書
 【発行日】2020/03/11
 【ISBN 】978-4-569-84582-1
 【価 格】830円

前作は『ルポ中国「潜入バイト」日記』で、上海の寿司屋でのバイト、反日ドラマの日本兵エキストラなど、等身大の中国の実態がわかる一冊でした。今回は中国IT社会についてです。

一番の特徴は完成度が低くても市場に出すことで、自己責任で使うことになっています。日本のサービスは洗練されていますが、多少の失敗は大目に見る世の中ではなく、すぐに炎上するのでイノベーションが起きにくくなります。

■アリババが作ったFlyZooHotel
チェックインなどは顔認証でルームサービスはロボットが運んできます。AIスピーカーが各部屋にあって会話してくれますが、そこは中国らしく「釣魚島(尖閣諸島)はどこの国にありますか?」と質問すると「釣魚島は古来より中国の領土です」と返ってきます。怖いのは「タバコを吸ってもいい」と聞いたら「その依頼には答えることができませんが、バックオフィスに伝えておきます」という返事。しばらくしたら「禁煙です」とフロントから電話がかかってきました。AIスピーカーが解決できない問題はバックオフィスに伝わるシステムになっているようです。

■カバさんスーパー
一般の1.5倍ほどの価格の高級スーパーでネットスーパーで注文が入ると店内の商品をピックアップして運びます。店舗内でスタッフが商品を袋詰めしている姿を見ているのが安心感につながるようになります。

■予約システム
予約して無断キャンセルする行為が問題となりますが、美味不用等というスマホアプリでは予約時に保証金として2元をとります。これが無断キャンセルの抑止力になります。直近では保証金がなくなりました無断キャンセルを複数回繰り返すとアカウントが利用停止になります。

■無人コンビニ
入口で認証を受けないといけないなど面倒なこともあり、あまり普及していません。面白いのが店内の注意書きです。「商品以外のものは、一切持ち出さないでください。満足感以外は残さないでください」、「シール(ICタグ)を破らないでください。身分証も傷つきますよ」

■ゴマ信用
アリペイに紐づいていますが、中国人の場合、得点が700点以上でシンガポールビザ、750点以上でルクセンブルクビザを資料などを用意しなくても取得できます。

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2020/03/02

わたくしが旅から学んだこと

 【書 名】わたくしが旅から学んだこと
 【著 者】兼高かおる
 【発行所】小学館文庫
 【発行日】2013/03/11
 【ISBN 】978-4-09-408806-9
 【価 格】476円


日曜朝によく見ていたのが「兼高かおる 世界の旅」。芥川隆行さんとのやり取りが面白くよく見ていました。1959年から1990年まで31年間、続く長寿番組となります。


■80時間世界一周
東京-マニラーバンコク-カラチ-ローマ-チューリヒ-デュセルドルフ-コペンハーゲン-アンカレッジ-東京と巡るコースで1958年に兼高かおるさんが73時間9分35秒で世界最速記録を作ります。この記録は今も破られていません。なぜならプラペラ機の記録ですからです。


■プレゼント
いろいろなプレゼントをもらったそうですが、マーシャル諸島共和国の大統領のお兄さんが首長で、無人島の一つをプレゼントされたそうです。ただの口約束でしたが、本当だったようで首長が亡くなったのちに彼の娘婿が島まで案内してくれました。2008年に近くを訪れた人に「このへんに兼高かおるさんの島がありますよ」と言われたそうです。


■サンシティ(アリゾナ)
1960年に砂漠の中にアメリカの不動産会社が人為的に造った高齢者の街の話が出ていますが、今も現役で入居できるのは55歳以上のシニアの街になっています。

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