カレー移民の謎
【書 名】カレー移民の謎
【著 者】室橋裕和
【発行所】集英社新書
【発行日】2024/03/20
【ISBN 】978-4-08-721308-9
【価 格】1200円
■在日ネパール人
2013年 31,537人 → 2023年 156,333人 10年で5倍に
2002年頃に規制緩和で500万円以上の出資があれば投資・経営ビザをとれるようになります。以前は2人以上の常勤職員が必要でした。どこの入管で取りやすいかの情報がまわり地方にカレー店ができていきます。入管ではチラシを配っているかもチェックしているとも言われ、ビザ更新の安心材料としてやっている店が多くなります。店内写真にタンドールが映っているとアピールになるという噂もあります。
来日し働きながら独立。基本は模倣からスタートし、同じようなカレー店があふれることになります。インドはカースト制度の意識がありコックはコックしかせず、洗い場なら洗い場だけになるのに比べ、ネパール人はなんでもやるので重宝されました。
ただし10人いたら成功するのは2人ぐらい
■タンドール
アショカがインドからタンドールを空輸してタンドールチキンやナンを作り始める
■バグルン出身
農業、観光程度しか産業がないため海外へ出稼ぎに、結果として過疎化しておりネパール人自身も悩んでいるのが実態。もともとイギリスのゴルカ(グルカ)兵として活躍しており、バグルンはゴルカ兵を多く輩出している地域となります。
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