2020/08/29

太陽と乙女

 【書 名】太陽と乙女
 【著 者】森見登美彦
 【発行所】新潮文庫
 【発行日】2020/07/01
 【ISBN 】978-4-10-129055-3
 【価 格】850円


森見登美彦のエッセイです。


■深泥池
幽霊で有名な池ですが、「深泥池奇談」(綾辻行人)という本があるんですね。


■アイデア量不変の法則
たくさんのアイデアを書くためにノートを用意してもアイデアの出る量は一緒。


■ペンネーム
ナガスネヒコでは語呂がわるいと古事記からナガスネヒコの異名である登美彦の名前を見つけ出す。両親の家のすぐ近くが登美ヶ丘でナガスネヒコゆかりの地でした。


■小説「太陽の塔」の書き出し
何かしらの点で、彼らは根本的に間違っている
なぜなら、私が間違っているはずがないからだ


■小説「夜行」
大阪の予備校に通っていた頃、大阪側で近鉄電車を降りて歩いて生駒山を超えたことがあり、2016年にケーブルカーの宝山寺駅で降りて生駒聖天にお参りしてから山頂へ行くこともしばしばあったそうです。この頃は「夜行」が書けず鬱屈していた頃だそうです。


■オッカムの剃刀
化学的単純性の原則 オッカムというイギリスの哲学者が作った言葉
「ある現象を説明するための仮設を立てる時、必要以上に複雑なものであってはならない」で「よりシンプルに説明できないか」ということです。

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2017/04/22

有頂天家族 二代目の帰朝

 【書 名】有頂天家族 二代目の帰朝
 【著 者】森見登美彦
 【発行所】幻冬舎文庫
 【発行日】2017/04/05
 【ISBN 】978-4-344-42582-8
 【価 格】770円

京都に生息する狸たち。”阿呆の道よりほかに我を生かす道なし”と天狗、人間を巻き込んで今回もドタバタ大騒ぎとなります。

小説には下鴨から出町周辺の風景がよく出てきますが、地元ばかりか観光客がよく並んでいる”ふたば”の豆餅やら阿闍梨餅まで登場します。出街商店街の裏にあるコーポ枡形というアパートに生息するのが天狗・赤玉先生。ここに金曜倶楽部、ぽんぽこ仮面、詭弁論部など森見登美彦ワールドがからんで、今回も面白い作品になっています。本物の電気ブランが飲みたくなりますね。

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