2020/07/26

夢をかなえるゾウ4

 【書 名】夢をかなえるゾウ4
 【著 者】水野敬也
 【発行所】文響社
 【発行日】2020/7/14
 【ISBN 】978-4-86651-240-2
 【価 格】1,580円


4作目は死がテーマになっています。余命3ケ月を宣告された会社員の前に現れたのがガネーシャと死神。「死ぬまでにやりたいことリスト」を作る、死後に必要な手続きを調べるについてはなるほどですね。


■死神の教え 人間が死に際に公開する十のこと
・本当にやりたいことをやらなかったこと
・健康を大切にしなかったこと
・仕事ばかりしていたこと
・会いたい人に会いに行かなかったこと
・学ぶべきことを学ばなかったこと
・人を許さなかったこと
・人の意見に耳を貸さなかったこと
・人に感謝の言葉を伝えられなかったこと
・死の準備をしておかなかったこと
・生きた証を残さなかったこと


■ガネーシャの教え
・健康に良いことをはじめる
・死後に必要な手続きを調べる
・お金の問題がなかったらどんな仕事をしたいか夢想する
・大きな夢に向かう小さな一歩を、今日踏み出す
・人に会ってわだかまりをとく
・「死ぬまでにやりたいことリスト」を作る
・経験したことのないサービスを受ける
・節約を楽しむ
・思い切って仕事を休む
・自分の体に感謝する
・身近な人に感謝の言葉を伝える
・周囲の期待と違う行動を取る
・限界を感じたとき、もうひと踏ん張りする
・両親の生い立ちを知る
・かなえてきた夢を思い出す
・他者の欠点を受け入れる姿勢を持つ
・見る場所を変える
・相手の背景を想像する
・他人に完璧さを求めている自分に気づく
・つながりを意識する時間を持つ
・喜怒哀楽を表に出す

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2020/05/30

ない仕事の作り方

 【書 名】ない仕事の作り方
 【著 者】みうらじゅん
 【発行所】文春文庫
 【発行日】2018/10/10
 【ISBN 】978-4-16-791166-9
 【価 格】660円

■ない仕事を作る
ドラッカーが”仕事を顧客の創造”と定義していますが実際にやっているのが、みうらじゅん氏です。自分で面白いものをコレクションしていますが、コレクションしたら書籍やイベントに昇華させて仕事にします。そこで編集者を接待することが重要です。一人電通として編集者として飲みに行き、相手が気持ちよい時に企画を売り込みます。また大学卒業後、知り合いになった雑誌の編集部によく出入りして、誰かの原稿が落ちた時のピンチヒッターになることもやっていました。

■ネーミング
ほとんど本数がないバス時刻表に「地獄表」というネーミングすると、そんな場所に行きたくなります。またインターネットに出てこない言葉を探します。例えば古い日本人形のコレクションをフィギュアと和風をあわせて「フィギュ和」という言葉を考え検索するとヒットしません。ないので新しいジャンルになり自分が一番詳しい状況になります。いろいろな情報発信を続けていくと、勝手に独自の意見を言い出す人が増えます。これがブームとなります。

■ぴあ現象
電子辞書が普及したことの弊害に「隣の文字を調べない」があります。インターネットがない時代にイベントを調べる時に便利なのが「ぴあ」でした。ある日、読んでいると「キムチ前田」という名前を見つけます。誰のイベントを調べたかは忘れますがキムチ前田の名前はずっと頭に残っています。本来の目的を調べている時に思わぬ何かが見つかるということがよくあり、これが重要です。

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2019/09/01

会社を辞めずに“好き"“得意"で稼ぐ! 複業のはじめ方

 【書 名】複業のはじめ方
 【著 者】藤木 俊明
 【発行所】同文館出版
 【発行日】2019/08/08
 【ISBN 】978-4-495-54042-5
 【価 格】1,500円

副業ではなく複業というタイトルがついている点がミソ。会社が一生面倒をみてくれる良き時代は終わり、自分中心の生活設計を考えなければなりません。従業員としてはエンプロイアビリティ(雇用され得る能力)を持つことも重要です。そのためには外からいろいろな刺激をうけたり、会社では出会えない人との交流が重要になります。そこで会社に勤めて生活の安定を確保しながら静かな複業をはじめるための入門書になっています。

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2019/01/19

日本プラモデル六〇年史

 【書 名】日本プラモデル六〇年史
 【著 者】小林 昇
 【発行所】文春新書
 【発行日】2018/12/20
 【ISBN 】978-4-16-661197-3
 【価 格】880円

1/700スケールのウォーターラインシリーズや1/35スケールのミリタリーミニチュアシリーズなどを、よく作っておりました。昔はプラモデルが子供の登竜門でしたが、最近はゲームということでプラモデルをつくらない子供も増えているそうです。プラモデルの商標登録をしたのがマルサンという会社で日本最初のプラモデルであるノーチラス号を出しますが結局は倒産してしまいます。スロットレーシングが流行った時の設備投資が原因でした。

ブームになると増産のために設備投資をしますが、見極めが難しいですね。そんな消えていったプラモデルメーカーも紹介されています。メーカーの垣根を超えて連合艦隊を作る構想から始まったウォータラインシリーズやバンダイの電撃機甲師団シリーズなど懐かしいプラモデルの数々が登場します。巻末にはプラモデルに関する年表もついています。

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2018/10/09

クスリを飲まずに、血圧を下げる方法

 【書 名】クスリを飲まずに、血圧を下げる方法
 【著 者】渡辺 尚彦
 【発行所】廣済堂出版
 【発行日】2016/04/27
 【ISBN 】978-4-331-52008-6
 【価 格】800円

よく売れているようで3刷となっていました。日本人の中高年の3人に一人は高血圧となっています。薬を飲まなくてもよいという話ではなく、薬を飲みながら運動や減塩を心がけて血圧を下げ、最終的には薬に頼らなくてもよい体づくりをしましょうという至極まっとうな本。なるべく醤油などをかけず、ラーメン自体にも塩分が入っているので、さらに汁も飲んで、さらに塩分の摂取を増やすような生活は遠慮するのが賢明です。

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2018/09/22

ジェロントロジー宣言

 【書 名】ジェロントロジー宣言
 【著 者】寺島実郎
 【発行所】NHK出版新書
 【発行日】2018/08/10
 【ISBN 】978-4-14-088560-4
 【価 格】780円

知的生産の技術研究会の顧問でもある寺島実郎氏の新著です。副題は「知の再武装で100年人生を生き抜く」となっています。ジェロントロジーの直訳は老年学ですが、社会工学の視点が必要で高齢化社会工学と訳すべきと提唱しています。行政への異様なクレーマーの大半が70歳以上の男性の高学歴者という結果があり、会社という組織を離れ、孤立感から自己主張の暴徒老人になってしまいがちです。

人生100年の高齢化社会となり会社の第一線から引退してからの人生もけっこう長く、学びなおして知の再武装に備えることを提唱した一冊です。

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2017/11/18

未来の年表

 【書 名】未来の年表
 【著 者】河合雅司
 【発行所】講談社現代新書
 【発行日】2017/06/20
 【ISBN 】978-4-06-288431-0
 【価 格】760円

100年前4千万人ほどだった日本の人口が1億2千万と3倍となり右肩あがりの人口増加でした。これから100年、今度は5千万人まで減少するとんでもな事態となります。右肩上がりの人口を前提とした社会システムでは絶対になりたたないことがよくわかる一冊です。2020年女性の半数が50歳超え、2033年3戸に1戸が空家になど具体的に何が起きるかを人口統計などをもとに分析しています。出生率が1.4ほどになっていますが、折り紙を半分に折って、また半分に折って人工はこうやって減少していくという例えはイメージしやすいです。

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2017/09/17

プロフェッショナル進化論

 【書 名】プロフェッショナル進化論
 【著 者】田坂 広志
 【発行所】PHPビジネス新書
 【発行日】2007/5/2
 【ISBN 】978-4-569-69038-4
 【価 格】800円

副題が「個人シンクタンクの時代が始まる」となっています。Web2.0時代となり昔では考えられないろいろな力を身につける環境が整ってきました。

■知識社会とは知識が価値を失っていく社会である。
ネットで簡単に知識を検索できるようになり、これから必要となるのは言葉であらわされない知恵である。

■下段者には上段者の力が分からない
プロフェッショナルの世界での恐ろしい格言。熟練者には力量が透けて見えるようになるが、下段者にはそれがないことを指しています。

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2017/01/30

「パンチ」素描集 19世紀のロンドン

 【書 名】「パンチ」素描集 19世紀のロンドン
 【著 者】松村 昌家
 【発行所】岩波文庫
 【発行日】1994/1/17 
 【価 格】570円 

「パンチ素描集」を読んでいると、おもしろい話が出ています。

19世紀のイギリスでは女性のスカートは末広がりというか実に大きなもので中には金の枠が入っておりました。クリノリン・スタイルというのですが8年ほどビクトリア朝時代に流行したようです。

少し前の1851年に初めての万国博覧会がロンドンで開催され(水晶宮で有名)、アメリカから禁酒運動とフェミニズム運動の指導者として有名なアミーリア・ブルーマとその一行がイギリス女性に対する啓蒙運動のためにイギリスに来ました。

当時としては奇妙な格好でイギリスに来たため、風刺でパンチに載ることになりました。短いスカートとパンタロンを組み合わせたようなスタイルでイギリス女性にはショッキングな格好でした。

最初の考案者はアメリカのリビー・スミスという人で人づてにブルーマ夫人に伝えられて、ブルーマ夫人が編集していた雑誌「ザ・リリー」に載せたところ大反響でブルーマーズという名称が生まれたそうです。

ただイギリスでの流行は6カ月ももたなかったようで、その後にはまったく機能的でないクリノリン・スタイル大流行となりました。アメリカでもブルーマ・スタイルそのものは定着しなかったようですが、どういうわけか極東の島国に「ブルーマ」という語が渡来しました。

いつ定着したのかは分かりませんが女学生のスポーツ用パンツをブルーマと呼ぶようになります。もともと1851年の一時期に「パンチ」をにぎわしたアメリカの1フェミニストの名に起因するとは全然知りませんでした。

あとがきによると「パンチ」は1992年まで150年続いたそうで、すごい雑誌だったんですね。


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2016/09/03

クラウドソーシングの衝撃

 【書 名】クラウドソーシングの衝撃
 【著 者】比嘉 邦彦、井川 甲作
 【発行所】インプレスジャパン
 【発行日】2014/02/07
 【ISBN 】978-4844335436
 【価 格】1,944円

副題は「雇用流動化時代の働き方・雇い方革命」となっています。就業規則で兼業禁止にしている企業が多いのですが、時代はそれ以上に動いており、クラウドソーシングを使えば別に仕事をすることができます。ただバラ色というわけではなく、簡単な作業は安い単価になっている問題、海外のクラウドソーシングに比べ高い手数料など問題点もいろいろとあります。ただ個人が得意とするいろいろな人に声をかけて、プロジェクト式で仕事を請け負うなど新しいビジネススタイルを展開することもできます。こうなるとプロデュース力がとっても求められます。

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