2020/10/03

社会人大学人見知り学部卒業見込

 【書 名】社会人大学人見知り学部卒業見込
 【著 者】若林正恭
 【発行所】角川文庫
 【発行日】2015/12/25
 【ISBN 】978-4-04-102614-4
 【価 格】640円

よく売れているようで買った本は33版になっていました。「しくじり先生」のMCなどで有名なオードリーの若林氏の著作。

■おじさんの定義
34歳の誕生日に、おじさんの定義について話し合った結果、33~66歳に決定。

■アイデアを思いつく
脳から奇想天外なものを突発的に生み出すようなものではなく、記憶と記憶の組み合わせが基本。アイデアを考えている時は思いつかず、歯を磨いている時などに思い浮かんだりします。なるべくいろいろな記憶を増やした方がよいことになります。

■入社3年未満での退社
精神科医によるとゲームの操作を覚える途中でやめてしまうようなもの。

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2020/06/18

パーマネント神喜劇

 【書 名】パーマネント神喜劇
 【著 者】万城目 学
 【発行所】新潮文庫
 【発行日】2020/05/01
 【ISBN 】978-4-10-120662-2
 【価 格】590円

小さな社の縁結びの神様を巡る物語。千年前から小さな神社を守っていますが昇進試験やらいろいろなトラブルに巻き込まれます。万城目ワールドが満載の物語です。

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2018/09/29

世界はジョークで出来ている

 【書 名】世界はジョークで出来ている
 【著 者】早坂 隆
 【発行所】文書新書
 【発行日】2018/06/20
 【ISBN 】978-4-16-661173-7
 【価 格】830円

中国、アメリカ、ロシア、北朝鮮、韓国、中東、日本のジョークが紹介されています。例えば中国のジョークでは

問:共産主義者とは
答:マルクスやエンゲルスの著作を読んだ人のこと
問:反共主義者とは
答:それらの著作を理解した人のこと

とクスッと笑えます。

ある家庭で子供が国って、どういうものか聞いた時のお父さんの答え
パパは一家の大事なことを決める「政治家」、ママは実際のやりくりをする「官僚」、パパとママに面倒をみてもらっているお前は「国民」、そして赤ちゃんは「未来」と答えました。ある日、赤ちゃんが泣き始めたので両親を探すとパパは外出して留守、ママは寝室で熟睡していて、仕方なく子供は部屋に戻って寝ました。
子供が国の形について分かったと説明したのが、「政治家」が無駄遣いして遊んでいる間に「官僚」は眠り込んでいるんだ。その間、「国民」は完全に無視されて、「未来」はクソまみれなのさ

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2015/07/03

歌丸極上人生

 【書 名】歌丸極上人生
 【著 者】桂 歌丸
 【発行所】祥伝社黄金文庫
 【発行日】2015/06/20
 【ISBN 】978-4-396-31668-6
 【価 格】640円

笑点でおなじみの桂歌丸の落語人生記。横浜市出身ということはテレビでもよく、しゃべっているので知っていたのですが、富士楼という遊郭が実家だったんですね。「五人廻し」のような廓話も得意なはずです。この遊郭のいっさいを取り仕切っていたのが、祖母で、この祖母に育てられることになります。この祖母はもともと伊勢の出身だそうです。

やがて落語家の修行をはじめますが、「席をヌク」という言葉があります。これは出番があるのに休むということで、仕方ないので代演することになりますが、ひどい場合は独演会で休んでしまって、その代演をやったこともあったそうです。もはや独演会じゃないですなあ。笑点がはじまったいきさつなど舞台裏についてもいろいろ書かれています。

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2015/06/12

大泉エッセイ 僕が綴った16年

 【書 名】大泉エッセイ 僕が綴った16年
 【著 者】大泉 洋
 【発行所】角川文庫
 【発行日】2015/04/25
 【ISBN 】978-4-04-102619-6
 【価 格】680円

北海道生まれの俳優・大泉洋がアルバイトニュースや「じゃらん」に連載していたエッセイ―をまとめた1冊です。連載を始めたのは24歳の大学生の頃。1997~2001年のエッセイには振り返りコメントが掲載されています。2000~2005年は絵日記になります。

なかなかハチャメチャなエッセイ―なんですが、面白かったのが劇団仲間への誕生日プレゼント。本人の私物を事前に持ってきておいて、それをプレゼントとして渡しますが、どこで本人が気付くかというはた迷惑な企画。けっこう気づかれないのですが、とどめが飼い猫のプレゼント。そら、気づくでしょう!


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2012/02/08

超麺通団 讃岐うどんめぐり指南の書

 【書 名】超麺通団 讃岐うどんめぐり指南の書
 【著 者】田尾 和俊
 【発行所】西日本出版社
 【発行日】2012/01/05
 【ISBN 】978-4-901908-66-5
 【価 格】680円

讃岐うどんブームの仕掛け人となったのが超麺通団。
指南の書のはずがあいかわらずのドタバタ。電車の中で読むのは危険ですね、ヘタをしたら本を見ながらゲラゲラ笑い出してしまい、どう考えても周りからおかしな人と思われそうです。

出版元は西日本出版社の内山社長。本の中にも登場してきますが、この人も変わった方です。以前に知的生産の技術研究会・関西で「僕が出版社を始めたわけ」というタイトルで講演してもらいましたが、地元の面白い本を全国へということでいろいろな仕掛けをされています。それにしても、見事にローカルだった讃岐うどんがえらいブレークをしました。その秘密はこの本を読めば、分かるかなあ。ディープな店の紹介もしていますが、ほんまかいなとツッコミをいれたくなるような店ばかりです。

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2012/01/28

超麺通団2 ゲリラうどん通ごっこ軍団始まりの書

 【書 名】超麺通団2 ゲリラうどん通ごっこ軍団始まりの書
 【著 者】田尾 和俊
 【発行所】西日本出版社
 【発行日】2012/01/05
 【ISBN 】978-4-901908-67-2
 【価 格】750円

讃岐うどんブームの仕掛け人となったのが超麺通団。
香川県のタウン情報誌「タウン情報かがわ」に連載された讃岐うどんの記事です。編集中自らがタウン情報誌が始まる前夜からの物語を語っていますが、お笑いバージョンなので抱腹絶倒の内容になっています。ウッチャンナンチャンもからんでいたとは、全然知りませんでした。

なぜか分かりませんが3分の1が団長の家族旅行の話で、なんでそんなものが載っているのか、よう分からんのですが、これがメチャクチャ面白い内容になっています。特に「わくわく動物探検ツアー」のガイド・ネビルは最高ですね。讃岐うどんの発祥の話を読むつもりで買った本なのですが、ものの見事に裏切られました。少しだけ讃岐うどんの話も出てきます。

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2011/04/25

小説吉本興業

 【書 名】小説吉本興業
 【著 者】難波利三
 【発行所】文春文庫
 【発行日】1991/7/10
 【ISBN 】4-16-743203-X
 【価 格】440円

ヨシモトの創業者、吉兵衛・せい夫婦を扱った本はよく出ていますが、吉兵衛亡き後、せいと一緒に現在のヨシモトにしたのが林正之助です。せいの弟です。ヨシモトの歴史にあわせエンタツ・アチャコ、白木みのる、仁鶴、やすきよ、明石家さんま、紳助・竜介などなど様々な人物が登場し、楽しめる物語になっています。

先輩芸人を助けるために劇場でストリーキングをして観客を楽しました紳助、西川ヘレンと結婚したばかりで漫才で身を立てないといけないところに自ら追い込んだ西川きよしが、競艇場でやすしを見つけて、その場で漫才の練習をするなど秘話が多く登場しています。

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