2021/04/24

腰ぬけ愛国談義

 【書 名】腰ぬけ愛国談義
 【著 者】半藤一利、宮崎駿
 【発行所】文春ジブリ文庫
 【発行日】2013/08/10
 【ISBN 】978-4-16-812201-9
 【価 格】630円


■夏目漱石
半藤一利の奥さんが夏目漱石の孫娘で母親が漱石の長女である筆子。
朝日新聞で「こころ」を連載していた時、次の連載小説を志賀直哉に頼んでおいたところ、書けないと言われ、時間稼ぎのために「こころ」の遺書の部分が長くなりました。


■日本海海戦
バルチック艦隊が10ノット(約18km)で来ると対馬海峡に到達する頃なのに来ないため連合艦隊司令部は対馬海峡での待ち伏せをやめて北海道へ移動する密封命令を出します。密封命令は封筒に入れるだけで封はしていません。これを見たほかの艦隊の参謀長が戦艦三笠に乗り込んで、バルチック艦隊の速度は7~8ノットなんで、絶対に対馬海峡に来ると主張。東郷平八郎は密封命令を開ける日を1日延ばします。開ける直前いロシアの石炭船が上海に入った情報が入り、バルチック艦隊がまだ東シナ海にいることが分かりました。


■軍船の艦橋
城郭型といわれる艦橋は役人根性で大きくなり、もっと高い所へということで伸びていったようです。現在も同じで板門店で階段する机の真ん中にある北朝鮮の旗と国連軍の旗の両方とも高く、北朝鮮は少しだけ高くなっています。どんどん高くしていった結果です。日本海軍は親独だったのはハニートラップが原因だったようで、ドイツに留学したり駐在していた海軍士官にナチスは女性を当てがっていました。


■隅田川の鉄橋
ワシントン軍縮条約で軍艦の数が減り用意していた鉄と工員の対策として造られたのが隅田川にかかるたくさんの鉄橋です。


■風呂屋舟
船頭たちは仕事を終えると風呂舟に入っていたそうで、近くには飲み物や貸しを売る舟屋台もありました。

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2020/03/25

日本列島5億年史

 【書 名】日本列島5億年史
 【著 者】高木秀雄
 【発行所】宝島社新書
 【発行日】2020/03/07
 【ISBN 】978-4-299-00332-4
 【価 格】1200円

ユーラシア大陸の東端にあった付加体が大陸から離れ日本海ができます。ここにフィリピン海プレートの火山島など伊豆孤がぶつかり始め富士山などができます。また中央構造線に沿って東日本は反時計回り、西日本は時計回りに折れ曲がります。これで日本列島が逆くの字形となります。

イラスト版などで日本列島のいろいろな列島形成の痕跡が27紹介されています。

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2011/03/17

東大講義録 文明を解く2

 【書 名】東大講義録 文明を解く2
 【著 者】堺屋太一
 【発行所】日経ビジネス人文庫
 【発行日】2010/12/1
 【ISBN 】978-4-532-19565-6
 【価 格】667円

中国は近代工業社会化、欧米は地価社会化、日本は変われない苦しみが続いているのが現在の状況という分析です。人間の共同体の変遷を振り返ると血縁社会から地縁社会となり、現在は職縁社会。これからはテーマやコミュニティにあわせた好縁社会が訪れるという分析ですが、最近のソーシャルネットワークの動きをみているとまさにそうですね。

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