消された王権 尾張氏の正体
【書 名】消された王権 尾張氏の正体
【著 者】関 裕二
【発行所】PHP新書
【発行日】2023/08/22
【ISBN 】978-4-569-85755-8
【価 格】1,100円
■スンダランド
タイランド湾から南シナ海にあった陸地で、氷期に、海面が100メートル程度低い時、広大な平野でしたが紀元前12000年頃から紀元前4000年にかけて約8000年間にわたる海面上昇により海底に没しました。一部は日本にたどりつき鹿児島県霧島市では上野原遺跡がみつかっています。ところが喜界カルデラの大噴火で西日本は壊滅します。
■S字甕
東海地域の土器が関東や瀬戸内にまで拡がっていきますが、S字甕の胎土には、雲出川の砂礫をまぜることが特徴になっています。
■物部氏
ニギハヤヒ-吉備勢力が河内に集まり、リーダーだったのがニギハヤヒ
ナガスネヒコ-景行天皇のスネが長いと記載されています
北九州勢力が邪馬台国を詐称して魏から親魏倭王の称号をえていたが、神功皇后&仲哀天皇は北九州に攻め込み滅ぼします。魏に対してはトヨ(神功皇后)が継いだと報告をします。ところが魏か晋に変わった時にヤマトは神功皇后を切り捨てることにしたという説です。継体天皇が継ぐ前に倭彦王に打診をしますが仲哀天皇五世の孫でした。ヤマトの王になる資格は神功皇后の血をひいているかどうかが重要だったようです。
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