2017/06/07

すごい立地戦略

 【書 名】すごい立地戦略
 【著 者】榎本 篤史
 【発行所】PHPビジネス新書
 【発行日】2017/03/31
 【ISBN 】978-4-569-83230-2
 【価 格】870円

お店を出すなら人口の多い所で例えば港区の平均年収は900万円ほどありますが、これは一部の富裕層が平均を引っ張っているからで、家賃が高い所に出店するのではなく平均年収が低くても人口が多い足立区に出店する方がよほど得など、なかなか役立つことが記載されています。コンビニの出店戦略や今は成功していても急激に変わる世の中にあわせてビジネスモデルを変えていく必要があるなど参考になります。

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2016/09/03

ウェブ新時代の口コミ戦略

 【書 名】ウェブ新時代の口コミ戦略
 【著 者】小池 晋一
 【発行所】PHP新書
 【発行日】2007/01/05
 【ISBN 】4-569-65837-7
 【価 格】720円

副題が「ナンバー1になるためのビジネススタイル」になっています。ネット社会となり個々の情報発信が簡単に拡散する時代となりました。PCデポでは高齢者PCサポート事業の解約料問題で批判が集中する事態になっています。反対に勝手にお客さんが好意的な口コミで、会社やサービスの宣伝をしてくれます。昔はアップルには好意的なファンがいて、エバンジェリスト(伝道師)として勝手に宣伝してくれましたが、どこの会社でも同様のことが起り得ます。キーワードとして共進化とカスタマー・エクスペリエンスがあがっています。

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2016/07/02

ジブリの仲間たち

 【書 名】ジブリの仲間たち
 【著 者】鈴木敏夫
 【発行所】新潮新書
 【発行日】2016/06/20
 【ISBN 】978-4-10-610674-3
 【価 格】840円

ジブリが行ってきた広報・宣伝などの裏話が書かれていますが、システマチックな部分もあれば職人技のような部分もあり、うまくマッチさせるプロデュース力が重要なことが分かります。

面白いのが「崖の上のポニョ」の主題歌で有名になった「藤岡藤巻と大橋のぞみ」で、この藤巻というオッサンは一体誰かなと思っていたら博報堂の社員だったんですね。しかもジブリの作品のたくさん関わっています。ところが鈴木プロデューサによれば植木等の無責任シリーズを地でいくような人間だそうで、こいつをいかに働かせるかがテーマとなり、その一つがポニョの歌でした。でも、なかなか愛すべき社員ですね。こういう社員がいる博報堂は多様さを容認しており打たれ強い会社ですね。


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2016/05/26

なぜ関西ローカル大学「近大」が志願者数日本一になったのか

 【書 名】なぜ関西ローカル大学「近大」が志願者数日本一になったのか
 【著 者】山下 柚実
 【発行所】光文社 知恵の森文庫
 【発行日】2016/04/20
 【ISBN 】978-4-334-78692-2
 【価 格】660円

近大マグロで有名な近大ですが、養殖技術は歴史が長く、天然がほとんどとれないシマアジでは養殖がほとんどですが稚魚の90%以上は近大産なんだそうです。

話題を発信する広報力が強い大学です。近大と豊田通商がクロマグロの養殖技術の記者発表をした時ですが、単なる発表ではなく、きちんと仕掛けをしました。
・大阪ではなく東京のホテルニューオータニを会場にした
・銀座九兵衛の職人がにぎる天然と養殖マグロの食べ比べというイベントで記者が集まるようにした
・ライブで寿司を握るところを見せて、これも絵になるようにした
・クロマグロの実物大模型を用意し絵になるようにした
・記者以外に力のあるブロガーを招待した
結果、テレビなどに取り上げられ2億7600万円以上の効果がありました。


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2016/02/19

ブームをつくる

 【書 名】ブームをつくる
 【著 者】殿村美樹
 【発行所】集英社新書
 【発行日】2016/01/20
 【ISBN 】978-4-08-720819-1
 【価 格】700円

副題が”人がみずから動く仕組み”。予算や実績もない商品やサービスを世に送り出す仕組みについて書かれています。ターゲットとした個人が主体的に動き続けてくれるようにすることが理想ですが、原点は阪神・淡路大震災にありました。

事例の一つに徳島市の、ゆるきゃら「トクシィ」が取り上げられていますが。クライアント側は「魚の妖精」として売り出す意向でした。ゆるきゃらがたくさんある中では埋没してしまいます。そこで子供に阿波踊りを教える形に変更。これが絵となりますのでテレビなどで取り上げられPRは大成功でした。


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2015/12/13

テレビが飛びつくPR

 【書 名】テレビが飛びつくPR
 【著 者】殿村 美樹
 【発行所】ダイヤモンド社
 【発行日】2010/10/28
 【ISBN 】978-4-478-01288-8
 【価 格】1500円

12月になると今年の漢字が清水寺で発表されます。主催は日本漢字能力検定協会ですが、もともとはPR費用がないところから考えられた企画です。これは見えないものをビジュアル化した事例。他にもわかりやすいストーリーを中心に考えた佐世保バーガーの事例などが紹介されています。

テレビに持ち込むには、シーズンにあわせて五感を刺激する、みんなで完成させる芸術作品をつくる、むずかしいことは音楽で説明する(畳メイドと7人の小坊主たち)、魅力やテーマを一言で表現する(婚活カットや5051円ご縁こい)、三方よしの社会貢献をする、笑えるサプライズを作る(銀行でティッシュではなく農家のおばちゃんが大根を配る)、などの技術も紹介されています。


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2015/10/08

1つ3000円のガトーショコラが飛ぶように売れるワケ

 【書 名】1つ3000円のガトーショコラが飛ぶように売れるワケ
 【著 者】氏家 健治
 【発行所】SB新書
 【発行日】2014/01/17
 【ISBN 】978-4797375107
 【価 格】788円

筆者はもともとイタリアン・レストランのシェフでスィーツ作りなどはしていませんでしたが、ディナーのコース料理のデザートとして出したガトーショコラが評判を呼び、2008年からガトーショコラ1本に絞った店に路線を変更。

最初は1本500g1300円で売っていましたが、材料を変え、パッケージを変え、どんどん高級路線へ。最終的には1本250g3000円になりました。当初に比べたら4倍の値上げになりますが、買ってもらえます。表題にもありますが、 4倍値上げしても売れる仕組みを作ることが肝心で、入れる袋にまでトコトンこだわっています。マーケティングの勉強になります。

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2015/08/21

1行バカ売れ

 【書 名】1行バカ売れ
 【著 者】川上 徹也
 【発行所】角川新書
 【発行日】2015/08/10
 【ISBN 】978-4-04-102752-3
 【価 格】800円

商品を売るのに重要なのがキャッチコピー。
キャッチコピーの大原則は受け手に「自分と関係がある」と思ってもらうこと。
そのためには

「What to say(何を言うか)」
・ニュースを知らせる
  現金安売り掛け値なし 本日、土用丑の日
  ハインツのケチャップは、おいしさが濃いからビンからなかなか出てこない
・得することを提示する
  味は料理店並み。手間はインスタント並
  お口でとろけて、手にとけない
  羽がない、つまり安心
・欲望を刺激する
  キスより、濃厚
・恐怖と不安でやさしく脅かす
  芸能人は歯が命
・信用を売りにつなげる

「How to say(どう言うか)」
・ターゲットを限定する
  女性だけの30分フィットネス
・問いかける
  いい商品なのに売れない!なぜ?
・圧縮して言い切る
  同情するならカネをくれ
・対比&本歌取り
  鳥取はスタバはないけど、日本一のスナバがある
  元カレが、サンタクロース
・誇張をエンタメ化
  千年に一人の逸材
・重要な情報を隠す
・数字やランキングを使う
  1杯でしじみ70個分のちから たぶん世界一濃厚なプリン
・比喩でひきつける
  缶詰界のロールスロイス
・常識の逆を言う
  4時間の家出 仇討ツアー
・本気でお願いする

を組み合わせることが重要。いろいろな事例を元に分かりやすく説明されています。

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2015/08/19

ヨコイ式「売れる販促」の教科書 基礎編

 【書 名】ヨコイ式「売れる販促」の教科書 基礎編
 【著 者】横井 孝治
 【発行所】ペンコム
 【発行日】2014/12/11
 【ISBN 】978-4-8443-7660-6
 【価 格】1,600円

株式会社コミュニケータの代表で、カリスマ介護アドバイザーでもある横井さんの販促教科書。3C分析や4P分析はよく行われますが、これを組み合わせるのはなかなかすごいですね。しかも3CはCustomer(顧客、市場)から、まず考えるというやり方で実践的です。販促・営業ストーリーを作っていくところも実に実践的です。本の中で使っているテンプレートはダウンロードできるようになっています。

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マンガでわかる行動経済学

 【書 名】マンガでわかる行動経済学
 【著 者】ポーポー・ポロダクション
 【発行所】サイエンス・アイ新書
 【発行日】2014/12/25
 【ISBN 】978-4-7973-8103-0
 【価 格】1000円

1,000円ではなく980円を安いと感じるのが人間です。感情的に動く経済のお話しです。

■なぜ同じ店でランチを食べるのか「損失回避の傾向」

たくさんのお店があるのに、新しい開拓せず同じ店に行くのは「失敗したくない」という気持ちが働くから。これが「損失回避の傾向」です。
人間は「得をしたい」よりも「損をしたくない」という気持ちの方が大きくなるそうです。それでランチも同じ店へ行って、同じメニューを頼む傾向があります。「もし違うものを頼んで失敗したらいやだ」という気持ちが心の奥底にあるそうです。

■確実性効果
A 5,000円が確実にもらえる
B 6万円が10%の人にもらえる

結果はAが圧倒的に選ばれます。期待値でいくとBは6,000円となってAよりも有利ですが、人間は目先の確実性を選んでしまいます。


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