2014/11/06

宇宙を目指して海を渡る MITで得た学び、NASA転職を決めた理由

 【書 名】宇宙を目指して海を渡る MITで得た学び、NASA転職を決めた理由
 【著 者】小野 雅裕
 【発行所】東洋経済新報社
 【発行日】2014/4/25
 【ISBN 】978-4492223420
 【価 格】1620円

MITへの留学から大学院へすすみますが、大学院は日本とかなり違っています。まず研究室に入るために学生は教授にアプローチしなければなりません。大学院生は給与をもらう存在で、教授が企業などから得た研究費が給与の財源となります。教授は企業に成果を出さないといけませんから、研究をすすめる優秀な学生が必要となります。ですから学生は研究室に入るために教授に認めてもらわなければなりません。留学生活とはどんなものなのか、よく分かる一冊です。


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2014/05/27

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

 【書 名】20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
 【著 者】ティナ・シーリグ
 【発行所】阪急コミュニケーションズ
 【発行日】2010/3/10
 【ISBN 】978-4484101019
 【価 格】1,512円

「いま、手元に5ドルあります。2時間でできるだけ増やせ」と言われたら、みなさんはどうしますか?

スタンフォード大学で実際に学生に出した課題です。宝くじを買う、ラスベガスへ行くというウケを狙った回答もありますが、皆が考えるのが5ドルで道具などを揃えて商売をすること。洗車サービスやレモネードを売ろうといったアイデアです。

チームでアイデアを検討し、実践し、そのプレゼンを行います。一番稼いだチームは、この元手の5ドルにとらわれませんでした。元手がなくて、いかに稼ぐかということを考え抜き、実行したのは企業に広告枠を売るということでした。授業でチームはプレゼンを行います。聞くのは教師とスタンフォード大学の学生達。そこでこのプレゼンの時間枠を企業に売ることにしました。すごい発想力。

タイトルは20歳とありますが、何歳になっても考えないといけない考え方などでいっぱいの本です。


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2011/05/19

企画体質のつくり方

 【書 名】企画体質のつくり方
 【著 者】藤木 俊明
 【発行所】創元社
 【発行日】2010/3/20
 【ISBN 】978-4-422-10085-2
 【価 格】1000円

企画を出せと言われても時間がない、才能がない、ひらめかないと悩めるプランナー向けに3つの習慣と3つのツールが紹介されています。日々実行できる仕組みですので、あとはこれを実践するだけ。

本には「勉強会という人脈づくりの場をつくる」と社外勉強会をすすめているコーナーがありますが、主催している知的生産の技術研究会・関西が紹介されており、びっくり!

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2008/02/29

夢をかなえるゾウ

 【書 名】夢をかなえるゾウ
 【著 書】水野 敬也
 【発行所】飛鳥新社
 【発行日】2007/8/29
 【ISBN 】978-4-87031-805-2
 【価 格】1600円

目の前に現れたのが関西弁をしゃべるインドの神様ガネーシャ。象の頭と人間の体を持ち、四本の腕があるインドの代表的な神様です。セレブのパーティに出てみじめな思いをして帰ってきた時にインドで買ってきたガネーシャの置物に向かって、「成功したい!」と叫んだことから始まる物語です。

成功するための課題は至極当たり前のことばかりなんですが、なんでそれが出来ないのか説得力がありますね。なるほどと納得させられます。考えるだけでなく自ら何かをやらない限り何も変わりません。私も知的生産の技術研究会・関西という社外勉強会をもう20年やっていますが、はじめると確かに世界が変わりますね。

主人公とガネーシャとの掛け合い漫才みたいな会話が絶妙です。企業診断という雑誌に、落語の話の後、それを元にした経営の連載があり毎月、楽しみにしているのですが、こういった展開のやり方は実に効果的ですね。

ガネーシャの課題をきちんと実行し、印税の10%を寄付しているのがすごいですねえ。

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