【書 名】脳・心・人工知能
【著 者】甘利俊一
【発行所】講談社ブルーバックス
【発行日】2025/05/20
【ISBN 】978-4-06-539466-3
【価 格】1,100円
■人類
トバ山の大噴火や氷河期の影響で一時1万人ほどまでに人口を減らした模様
→ 遺伝的な変動が世界的に小さいため。一度ボトルネックがあって絞られた模様
■ニューロン
1000億個
消費電力は70mW 富岳の消費電力は約28MW
教師あり学習
ニューロンが動作した時に別のニューロンから教師信号が入り、「こういう動作をすべきだった」と教え、シナプス効率の改変が起きます。動作が正しい時には何も起こりません。小脳は大脳をへずに素早い動作が起きるが動作を誤れば大脳から教師信号がくる。これが誤り訂正学習になります。
教師なし学習(自己組織化)
一度、信号がニューロンの回路網を通ると、同じ信号に対して早い処理ができるようになります。その経路にそったシナプスを増強します。ニューロンが発奮したときに、これに寄与したシナプスが増強されます。自分が興奮したかが教師信号になります。
強化学習
行動の結果として得られる報酬を最大にし罰を最小にします。結果は最後にならないと分からないので途中では、どのぐらいうまくいっているか評価します。予想された報酬と実際の報酬との差異を教師信号として学習を行います。
■瞬き
目を潤すだけではなく海馬から信号がでて大脳皮質に情報転送している模様
瞬きで視覚情報をいったん区切って情報の整理を行っている
■FoxP2(遺伝子)
言語の処理能力がなくて文法にかなった文章が作れなくなります。チンパンジーにはなく人類にはありネアンデルタール人にはあり言語をもっていたと考えられます。
■脳
記憶そのものを蓄えるのではなく、これを思い出すための仕掛けを蓄え、ヒントから復元すべき情報を作りだします。ですので時には間違え、思い違いや思い出せなくなります。
■意識
意識は脳という超並列のコンピュータが環境を生き抜く必要上から発生。自分が何をしようとしているかを自分で知っていることである。
意識の機能はポストディクション(後付け)で人は状況をもとにまず計算し、方策を素早く生み出す。意識に上らせて自分の回答を吟味する。他の広範な情報と突き合わせて論理的な思考を重ね、確信できる回答を出す。この機能がポストディクション。
■フランスの詩人ルイ・アラゴン ドイツ占領下のフランス
「教えるとはともに未来を語ること、学ぶとは誠実を胸に刻むこと」
→ 脳・心・人工知能
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