« 京都なぞとき散歩 | トップページ | 戦国史の新論点 »

2024/08/07

宗教を学べば経営がわかる

 【書 名】宗教を学べば経営がわかる
 【著 者】入山章栄、池山彰
 【発行所】文春新書
 【発行日】2024/07/20
 【ISBN  】978-4-16-661462-2
 【価 格】900円
 
■知の探索
書店に行って目をつぶったまま本を1冊つかんで帰り読むことで、自分の関心事とかけ離れたものと触れる機会が増える。
「創造性は移動距離に比例する」ゴーゴーカレー創業者宮森宏和の言葉、認知の幅を広げることができる
 
■プロテスタントのカルヴァン派
予定説-神に救われるかどうかは、一人ひとり、あらかじめ決まっているという考え方
自分は救われる側に入っているかどうか気にする→不安なのでベルーフ(天から授かった職業)に一生懸命に取り組む
本来、禁欲的なはずのプロテスタントが経済活動に邁進し、浪費せず貯蓄して、そのお金が投資にまわる→西欧やアメリカの資本主義を発展
金持ちのままでは天国にいけないので大学などに寄附することになります。
 
■投資教育
江戸時代の寺子屋では福利について教えていた
 
■子供ぎんこう
戦後、政府がはじめた一大貯蓄運動 郵便局や銀行の担当者が学校を巡回して子供たちに口座を作らせて、貯金しましょうと啓蒙
高度成長期の資金需要をまかなうことに
 
■アイソモーフィズム
初対面で名刺交換する日本の習慣など、特定の社会、組織でみなが常識に沿って深く考えずに同じような行動をとりがちになること
 
■コーラン
発音はクォルラァーンで、コーランはアラビア語以外の翻訳ができないためコーランの解説書という位置づけで日本語訳が出ています。
フィリピン南部はイスラム教徒が多く、日本人が結婚する時は改宗する人が多いですが、棄教は死しか認められていません。

|

« 京都なぞとき散歩 | トップページ | 戦国史の新論点 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 京都なぞとき散歩 | トップページ | 戦国史の新論点 »