京都なぞとき散歩
【書 名】京都なぞとき散歩
【著 者】柏井壽
【発行所】SB新書
【発行日】2024/07/15
【ISBN 】978-4-8156-2539-9
【価 格】990円
■力餅
明治の中頃、但馬から出てきた人が饅頭屋を始めたら流行らず、餅を扱うようになると大繁盛。力造という創業者の名前から力餅という屋号にすると、ますます繁盛。人出不足となり但馬から人を呼び寄せ、働いた後にのれん分けしたことから餅がつく名前の食堂が京都に増えます。
■万寿寺
万寿寺通りいう名前がありますが火事でお寺が衰微。今は東福寺の塔頭寺院として残っています。
■いけず石
民家の端などに置かれた石で始まったのは平安時代。往来した荷車や牛車から家を守るためにおかれました。犬矢来も同様で犬や猫の放尿除けです。また東北角には鬼門除けが作られてています。
■紫竹貴船神社
住宅街にありますが賀茂別雷神社の荘園があった場所で、賀茂別雷神社の摂社になっています。
■薬師院
二条にある寺で本尊は最澄が彫った薬師如来で美濃の斎藤道三が崇拝していましたが、織田信長が美濃から京都へ移転させたものです。
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