« 知れば知るほど面白い地形の謎 | トップページ | ハッとする言葉の紡ぎ方 »

2024/03/02

三井大坂両替店

 【書 名】三井大坂両替店
 【著 者】萬代悠
 【発行所】中公新書
 【発行日】2024/02/25
 【ISBN 】978-4-12-102792-4
 【価 格】1000円

■両替
江戸と大坂に両替屋があると幕府は送金業務(御為替御用)を委託していました。大坂で公金を預かり江戸に上納するまで90日間の猶予があり、融資に転用できました。基本的に預かった幕府公金よりも多く融資できませんでしたが、幕府の人事交代のどさくさに、御為替組が相手と額を非公開できるようになり融資が拡大します。延為替貸付は低利でしたが債務不履行となると大坂町奉行所から財産差し押さえ命令が出るようになります。

■従業員
茶屋から帰店する門限 平手代20時、筆頭20時半、上座23時、役頭24時 支配、組頭は門限なし
勤労意欲を高めるためか遊興手当もあった

■信用調査
担保にとる家屋敷は町会所で確認でき土地台帳、家質割引表が保管されていました。法務局のような存在でした。家屋敷が角地かどうか以外に町が発展しているかどうかも重要でした。家屋敷を差し押さえても売れなければ賃貸にまわすことになります。
蔵米ー綿密な品質調査が行われる
納屋米ー蔵屋敷を経由しない民間ものはあまり信用できなかった
信用調査で審査に通るのは10人に1人程度

→ 三井大坂両替店

|

« 知れば知るほど面白い地形の謎 | トップページ | ハッとする言葉の紡ぎ方 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 知れば知るほど面白い地形の謎 | トップページ | ハッとする言葉の紡ぎ方 »