南北戦争を戦った日本人
【書 名】南北戦争を戦った日本人
【著 者】菅美弥、北村信三
【発行所】筑摩書房
【発行日】2023/09/15
【ISBN 】978-4-480-01781-9
【価 格】1700円
1876年12月30日、アレクサンドリアの地元紙に「ある日本人の死」という記事が掲載され、南北戦争に従軍していた模様です。少なくとも2名の従軍者がいたようです。吉田松陰がアメリカに密航しようとして捕まった事件が有名ですが、実際に密航したケースや遭難で海外にわたっているケースがありました。また咸臨丸からも3名が行方不明になっています。水夫クラスで西欧の進んだ姿をみたのが原因かもしれません。
また咸臨丸で病気となり療養で残ったものや看護人で残った者もいますが、ほとんどは日本へ向かう便で帰国しています。なかには亡命者もいて使節団でアメリカにわたった塚原は、帰国しますが鳥羽伏見の戦いで幕府が敗れたためアメリアに亡命。後にジョセフ・ヒコとハワイで会ってともに明治の日本へ戻りました。
■軍人恩給
2020年、南北戦争最後の恩給受給者が亡くなったことがニュースになっています。
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