久米宏です ニュースステーションはザ・ベストテンだった
【書 名】久米宏です。 ニュースステーションはザ・ベストテンだった
【著 者】久米宏
【発行所】朝日文庫
【発行日】2023/10/30
【ISBN 】978-4-02-262084-2
【価 格】900円
■ラジオとテレビ
ラジオ出身者のアナウンサーがテレビに出るとうまくいかないのは「しゃべりすぎるから」。ラジオの場合、沈黙となると放送事故になるので、ひたすら話続けなければなりません。テレビは映っているだけで成り立つことを学んで軌道っ修正していきます。
■吉本流
タレントのスケジュール表にはラジオ局やテレビ局を回るのに移動時間がありません。芸人が自分でやりくりして時間をひねりだすことをしています。前の番組を早く終わらせて次の番組に遅れていきます。
■ザ・ベストテン
黒柳徹子からの指定で司会が実現。若い歌手でも敬語を使うことを2人で決めて番組がはじまります。またランキングの公正さにこだわったため初回ではスタンバイしてもらっていた山口百恵がまさかの11位になってしまいましたが、これが評価されることになります。
■世界ふしぎ発見
テーマが伝えられると関連する本を片っ端から読んで勉強していたのが黒柳徹子。久米宏の食事会で途中で帰り、その理由が「世界ふしぎ発見」に備えて7冊の本を読むため。回答率の高さはこんなところにあったんですね。番組ディレクターが図書館に行ったら黒柳徹子に先に借りられていて焦ったそうです。
■大宅壮一
風俗を語る時は難しい言葉を使い、政治を語る時は風俗を語るように語れ
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