江戸
【書 名】江戸 平安時代から家康の建設へ
【著 者】齋藤慎一
【発行所】中公新書
【発行日】2021/12/25
【ISBN 】978-4-12-102675-0
【価 格】820円
■江戸氏
本貫は武蔵国豊島郡江戸郷であるが実際はどこにあったのかは不明。平川を渡る平河で鎌倉大道が通過していた陸上交通の要地という説もある。
■平河天神社
扇谷上杉家の川越城にあった三芳野神社から勧請し、太田道灌に江戸城内にあったが、家康の入府によって現在地に移転。天神社とは別に山王社もあったがこちらも移転。
■麹町
国府に至る道ーコウジミチが語源という説がある。
■江戸入府
江戸城の普請が家康に命じられていて秀吉が会津にむかうための御座所作りの一環だった模様。秀吉が関東、東北の仕置きをするなかで江戸に家康をいれることに決定したという流れが濃厚。秀忠が中心になった時に西の丸に新城を造り、こちらを隠居場所に想定していました。関ケ原の後に駿府城を隠居場所にしたため、江戸城を拡張して西の丸をとりこむ形となりました。
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