桓武天皇
【書 名】桓武天皇
【著 者】瀧浪貞子
【発行所】岩波新書
【発行日】2023/08/18
【ISBN 】978-4-00-431983-2
【価 格】1060円
本来は天皇になるはずがなかったが藤原氏の内紛から藤川百川によって帝位につくことになったのが桓武天皇です。井上皇后、他戸皇太子、早良親王などが葬られることになります。
■平安京遷都
延暦元年(782)ー造宮省の廃止 平城京にこれ以上、手をかけないという宣言
続日本紀ー2万匹のガマガエルが難波の市から列をなし南へ行って四天王寺に入り走り去る
延暦2年(783)ー和気清麻呂を摂津大夫に任命ー難波京の解体
延暦3年(784)ー長岡京遷都
■続日本紀
祟道天皇の部分を桓武天皇が破棄
藤原種継の子供である仲成・薬子が復元
嵯峨天皇が再度、破棄
■長岡京
条坊や四方の境界も明確に定まっていないなかで着手したようで藤原種継が暗殺されるとうまくいかなくなった
延31万4千人を金は払ったが強制労働で確保
■大津
平安京を作った時にさびれていた古津を大津と改称 平安京の外港とする
■遣唐使
延暦24年 長安で朝賀の儀があり参加していたところ皇帝得宗が急逝することに、大使たちは城の喪服で儀式に参加することになる。
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