まるわかり日本史
【書 名】まるわかり日本史
【著 者】相澤理
【発行所】文春新書
【発行日】2023/08/20
【ISBN 】978-4-16-661420-2
【価 格】900円
■遣隋使
600年に第一回を送るが隋書にはあって日本書紀に記載がない
607年に小野妹子が「日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す」という書を煬帝に渡します。隋が高句麗と交戦中というタイミングでした。翌608年には裴世清を答礼使として送ってきます。
■桓武天皇
国司の交替時に解由状(引渡状)を検査する勘解由使をおき、国司の不正に対処
格式ー格が律令を補正・改正した法令、式が律令の施行細則
■土地政策
三世一身の法、墾田永年私財法は土地の私有化ではなく班田制の不備を補い、墾田の掌握を可能という評価に変わっています。墾田永年私財法は政府の掌握する田地を墾田にまで拡大することで土地支配の強化をはかる積極的な政策であった。
国司ー制度改革でノルマ制になりノルマを達成すれば私腹をこやしてもよいになってしまいます。
■武士の登用
上皇は先例にとらわれないため武士を登用し上皇と結びついたのが桓武平氏です。
■末期養子の禁
家康~家光 改易が105で46が継嗣がないことによる御家断絶 由井正雪の乱が発生し方針転換をしていきます
■南鐐二朱銀
田沼意次が作った金貨は壱両と刻まれた日本初の計数貨幣でした。それまでは1枚づつ数えるしかありません。
銀遣いの大坂、金遣いの江戸で二分されており田沼意次は基軸貨幣を作ることになります。南鐐二朱銀で朱という金貨の単位が与えられた計数貨幣として発行。
| 固定リンク
コメント