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2023/08/26

戦国秘史秘伝

 【書 名】戦国秘史秘伝
 【著 者】藤田達生
 【発行所】小学館新書
 【発行日】2023/08/06
 【ISBN 】978-4-09-825458-3
 【価 格】1000円


■桶狭間の戦い
鳴海城ー根小屋城とも呼ばれ室町時代の応永年間に築城された模様
善照寺砦が詰城で一体となって普請されたが、桶狭間の戦いの頃には織田方の付城になっていた
大高城-大規模な堀があり今川義元の本陣として整備された可能性がある


■平城京
5万人~10万人程度の人口


■安土城
長安には3つの門があり、大手門に3門を配置


■五畿七道図表
畿内近国を制圧した時に天正13年に作成、その後、支配地域の郡絵図を出すように指示し、天正19年に秀吉が後陽成天皇に御前帳と郡絵図を献呈。古代以来の国土領有権をふたたび天皇が掌握したことを意味する。国土領有権を理念的に天皇がもち実質的に秀吉が握り、荘園制度を基盤とする中世国家を解体する。


■やぐら
鎌倉時代中期から室町時代前半に造られた横穴式の供養堂。鎌倉だけでなく房総半島にも500基以上あり、鎌倉の寺社領と重なっていて安房と鎌倉が海運でつながっている根拠になっている。


■遣欧使節
慶長16年に慶長大地震が発生し仙台も大きな被害を受ける。復興資金獲得のために慶長18年に遣欧使節を派遣し、幕府と協力しながら石巻から東周り航路を開拓して貿易で儲けることを政宗は考えていたようです。


■津軽氏
南部氏からの独立など石田三成への恩義があり、三成の子供たちを藩士として取り立て重臣にしていました。三成の娘が藩主の正室になっていて弘前藩には三成の血統が続くことになります。

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