信長の正体
【書 名】信長の正体
【著 者】本郷和人
【発行所】文春文庫
【発行日】2023/07/10
【ISBN 】978-4-16-792072-2
【価 格】720円
■比叡山の焼き討ち
僧俗4000人を殺したと言われていますが東京大学の教授・助教授全員に近い数で、今でいえば東大キャンパスを焼き討ちしたようなもの
■兵農分離
農村の一番上にに位置する半分侍、半分農民の層に迫ったもので、侍となれば城下町に住み、農民を選べば名主になります。
■荘園
上司-一番上にいる有力者が本家、在地領主が助けを求める有力者が領家
下司-在地領主
土地の所有が決まっておらず、本家、領家、下司がつながることで土地の所有が実現している
信長の一職支配ー本家職や領家職などの様々な利権がなく、現在に近い土地所有になっていきます。また税を一律に徴収することを目指します。民衆は税の重さよりも税の負担が不公平なことを怒っていました。
■室町幕府
近畿、中部、中国、四国が支配下となり、この地域の守護大名は京都に住んでいました。都もこの範疇で鄙は九州、関東、東北になります。応仁の乱は都の守護大名たちの争いで、この後に守護大名は任国へ帰っていくことになりますが、戦国大名にまでは成長できませんでした。
■麒麟
信長の花押で使い始めたのは足利義輝が三好に殺された後で室町幕府が崩壊した時点である。
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