徳川家康の最新研究
【書 名】徳川家康の最新研究
【著 者】黒田基樹
【発行所】朝日新聞出版
【発行日】2023/03/30
【ISBN 】978-4-02-295209-7
【価 格】850円
■判始め
公文書の発給を開始するための儀式 判始めをすることで社会人としての保証能力を示す花押を持つことになる
弘治三年(1557年)に家康が花押を押した文章を出し、岡崎領統治を開始
■家康の強運
三河一向一揆 遠州で反乱がおこったため今川は三河に手出しできなかった
三方ヶ原の戦い 信玄の病死
小牧長久手の戦い 天正地震で秀吉の進軍がなくなる
■信長との同盟
最初は停戦和睦だったが信康と五徳の婚約によって軍事同盟となり、三河へ援軍がくるようになる
■朝日との結婚
前夫がいて無理やり離縁させて家康の正妻にしたと言われているが、何らかの理由で離縁して秀吉のもとにいたのが事実の模様
秀忠と小姫(秀吉の養女)との婚姻がきまり、秀忠には関東に3ケ国を与え親類大名として取り立てる予定でした。家康に与えた関東7ケ国には、この部分も含まれていた模様
ただ小姫が7歳で亡くなったので後に秀吉の養女として江と結婚
■北条攻め
名胡桃城を北条方の沼田城主が奪い取ったと言われいるが実際は名胡桃城で内紛があって、北条方は要請されて出兵しただけだが秀吉は他領への軍事行動を許さず、北条攻めになる。
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