« 会計と経営の700年史 | トップページ | Web3とは何か »

2023/03/11

外圧の日本史

 【書 名】外圧の日本史
 【著 者】本郷和人、簑原俊洋
 【発行所】朝日新書
 【発行日】2023/02/28
 【ISBN 】978-4-02-295207-3
 【価 格】990円


歴史は韻を踏む(マーク・トウェイン)ー歴史は繰り返さないが似たような事象は起きる


■蒙古襲来
霜月騒動-安達泰盛を中心に日本を代表する政権だから蒙古襲来に尽力した御家人以外にも褒美をやろう派と御家人だけでいい派との確執で、後者が勝つことに。結局、鎌倉幕府の滅亡の原因になります。そもそもは北条時宗がモンゴルからの使者に対して、適切な対応をしなかったから。ただし御家人が元と貿易をしていたようで葛西氏の記録などが残っています。
武士は薙刀で戦っていたが横にふるので集団になると味方を怪我させてしまうことになり槍へと変貌していきます。


■鉄砲伝来
王直という倭寇が大友氏のもとを出入りしており、これが鉄砲伝来ではと言われています。


■キリスト教
ゼロか1か、善か悪かの世界なのに日本は善のなかにも悪はあるという灰色の世界


■ペリー来航
兄がオリバー・ハザード・ペリーで米英戦争で英艦隊を破った英雄でした。
ペリーは地中海艦隊の司令官を目指していましたが日本行きを命じられます。アメリカからはモリソン、ジェームズ・ビッドル、ジェームズ・グリーンと次々に送りますがうまくいきません。そこでライデンのシーボルト所有の蔵書を大量に買ったり、捕鯨船船長から聞き取りをして事前に徹底的に調査します。また上下関係を日本では重視するので、えらく見せるためにカツラをかぶったり工夫します。ペリーの役目は和信条約を結ぶこと。通商についてはハリスにまかされます。ハリスはイギリスの植民地政策かた日本を守ろうと考えていた変わった人物だったことが日本に幸いしました。


■日露戦争
日露戦争の前年が大寒波でロシアの港がすべて凍ってしまい。朝鮮半島の港をおさえる必要性が出てきました。


■満州事変
アメリカ国務省 中国派ー中国に渡った宣教師の子供が多い 日本派ー日本には来たことがないがリアリストでアメリカの国益には日本の方がまだましと考えていた
ところがナチスドイツが中国国民党軍に武器を売っていたので、日本はドイツに近づき結局は同盟を結ぶことになる もともとは三国干渉などで仲が悪かった
ヒトラーの「我が闘争」にも日本人がひどく書かれているが和訳した時に削られていて、これを読んだ日本陸軍はドイツに接近


■日ソ不可侵条約
ソビエトに攻め込む北進論がずっと残っていたがアメリカが対日全面禁輸に踏み切ったため南進論となる


■GHQ
激しい占領政策で日本をつぶせ派 VS 共産主義の台頭のために日本を助け強くする派 の攻防で後者が勝つ
日本には大正デモクラシーの時代があったことを日本を研究していてよく知っており民主主義がもう一度根付くと考えた。日本は高木八尺などの一部をのぞいてアメリカ研究をしていなかった。ペリー来航と同じで相手のことを調べるのが基本。ただ民主主義は規模の小さな都市国家でないと難しいとプラトンやアリストレスは考えており、アメリカが合「州」国にして州に大きな権限を与えています。中国のような大国では難しく、あれだけ広大な土地で北京標準時しかありません。

|

« 会計と経営の700年史 | トップページ | Web3とは何か »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 会計と経営の700年史 | トップページ | Web3とは何か »