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2023/02/15

池上彰の教養のススメ

 【書 名】池上彰の教養のススメ
 【著 者】池上彰
 【発行所】日経ビジネス人文庫
 【発行日】2022/12/1
 【ISBN 】978-4-296-11610-2
 【価 格】900円


■つかしんショッピングセンター
堤清二ー整然とした機能的な街の設計にダメ出し
路地裏にような所が必要で人はごみごみした路地裏や下町が好きだから


■リベラルアーツ ギリシャで生まれヨーロッパで育つ
自由ー労働からの自由
ギリシャ語の奴隷「ドゥーロス」→ドゥレア(労働)に


■対話集会木津川モデル
・集会を進めながら対話の進行をデザイン
・手を挙げれば誰でも参加できる仕組み
・全員が責任をもって発言できる体制
・新しい反映のかたち 反映←提案+対応・説明
・提案は提案書で、提案書は前文+チェックリストで
・対話集会は住民、河川管理者、進行役による、よりよい提案書をつくるための協働作業
・対話集会の成果は、提案書+進行役による報告書による二段構え
 同意できる考えは提案書で対立する考えは報告書で


意見の背後にあって必ずしも表には見えない対立構造が生まれている。この構造自体を明らかにする。ここから合意形成する


■空間構造「ふるさと見分け」
その森はどんな地理的、地質的空間構造の中にあるのか
どんな空間の履歴を持った土地なのか
そこに暮らしている人々が地域に対して、どんな関心と懸念をもっているか
※人々の関心・懸念の間に対立構造がある時は第三の選択肢を探す


原発立地ー柏崎刈谷原発のように市町村の境目に立地すると分割して説得でき誘致しやすい。活断層などより優先



■ライバル
リバー(川)が語源で同じ川の水を使うので争いになる


■集会
集めたい人数よりも3割少ない椅子を並べる。全部、埋まって次の人が来たら用意しておいた椅子を出す。
これまでどういう話し合いがされたかを壁に張り出す。途中参加者が質問しても「議論の経緯が書いてあるので見てください」と言える。


■スサノオ神社
スサノオを祭った神社は津波の被災がなかった。


■アカデメイア
プラトンがアテネに建てた学校。アカデミー賞のもとになっている。


■神さま、仏さまが会社にいる国
終身雇用で年功序列-現在の生活も未来を保証 見捨てられず宗教そのもの 「いつからクラウン」の時代
高度成長期に檀家制度を支えてきた家長父的な大家族が崩壊し核家族化-檀家の衰退に


■名門女子高ウェルズリー
学生数2000 全寮制 91%の学生がインターンシップを経験 基金から出て無料
学長は全米を飛び回って寄附やファンドへの出資を依頼
授業料は1年間5万ドル(2012年当時)寮費もすべて込み
学生1人あたりの教育コストは10万ドル 足りない部分は寄付金や基金の運用益でカバー


■BOK(ボックセンター)
評価にさらされる先生の駆け込み寺ーカウンセラーが常駐し秘密保持。講義を行った様子に対してアドバイス

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