天下人の日本史
【書 名】天下人の日本史
【著 者】本郷和人
【発行所】宝島社新書
【発行日】2022/12/23
【ISBN 】978-4-299-03666-7
【価 格】990円
■職の体系
本家(上位の保護者)、領家(本家を頼る上司)、下司(在地領主)
本家職、領家職、下司職で荘園が生まれたが都にいる本家や領家は役にたたない。自分たちで守るしかないと武士が誕生します。
太閤検地-職の体系で土地が重層的に複数の人物に関わっているのを一本化ー土地の「所有」という考え方にない一職支配の完成に
■盆の窪
首の後ろのうなじの部分にある窪みのことで「大将たる者、人より優れた成績を出そうと思ったなら味方の盆の窪ばかりを見ていてはダメだ」(徳川家康)
大将は時として先頭にたって戦い、陣頭指揮しなければならない
■小早川秀秋
北政所の甥にあたる後継者候補ナンバー2でしたが秀頼が生まれたことで小早川家に養子に出され、朝鮮出兵の後に左遷され領地が半分に減らされます。秀吉が亡くなると家康が領地を回復してくれました。
■吾妻鏡
北条攻めで尽力した黒田官兵衛に北条家から吾妻鏡が送られたことで「北条本」と呼ばれていますが、家康が江戸入りしてから日本全国から吾妻鏡を集めたもので本来は「家康本」です。
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