京都の食文化
【書 名】京都の食文化
【著 者】佐藤洋一
【発行所】中公新書
【発行日】2022/10/25
【ISBN 】978-4-12-102721-4
【価 格】880円
■伏見
近鉄が高架で通っていますが、もともとは地下を通す計画でした。月桂冠など伏見の酒造組合が酒造りの基本である地下水の水脈が断たれると反対したことから高架となりました。
■タケノコ
京都のタケノコ産地は活断層の破砕帯に沿っており、この破砕帯を補強するために竹が植えられたようです。
■穀良都
1852年に長州藩士が京都の稲穂を持ち帰り「都」と名づけます。これが穀良都という酒米になります。
■外食しない京都人
京都は大都市圏のなかで少なく外食が多いのが名古屋。那覇は特徴的でハンバーガーが突出しています。
■川端道喜
1503年創業。室町時代後期から幕末まで350年間、御朝物という塩餡で包んだ餅(天皇の朝食)を届けていました。そのために御所には「道喜門」が作られることになりました。
■野菜はうつろうもの
50年、100年という単位でみるとどんどん変容していき、京野菜など維持するのが大変です。
| 固定リンク
コメント