徳川家康という人
【書 名】徳川家康という人
【著 者】本郷和人
【発行所】河出新書
【発行日】2022/10/20
【ISBN 】978-4-309-63158-5
【価 格】850円
■桶狭間の戦い
鳴海城-知多半島のつけね
尾張ー守護は斯波氏ですが、分郡守護となっており知多郡と海東郡は一色氏が支配。鳴海城を手に入れると知多半島を尾張から切り離せるの今川義元の狙い
■鵜殿氏
築山殿と信康が今川方の人質となったことで、鵜殿長持(今川氏直のいとこ)を攻めて生け捕りにして人質交換します。鵜殿氏の後に家康の家来となり幕末、浪士組を江戸から京都まで引率した役人が鵜殿鳩翁で、ここから新選組が生まれます。
■駿府
家康が隠居地に選んだのは岡崎でも江戸でもなく駿府でした。青春を過ごした地でもあり文化も高い土地でした。
■銀行
東は金、西は銀が中心で西の方が優勢でした。渋沢栄一がBANKを訳すときに銀行となります。
■税金ー米
西では銭が使われていましたが東では無理でした。全国統一したいと考えていた家康は全国の税金を米を中心にします。秀吉が度量衡を統一していたのを受け継ぎました。
| 固定リンク
コメント