司馬遼太郎の時代
【書 名】司馬遼太郎の時代
【著 者】福間良明
【発行所】中公新書
【発行日】2022/10/25
【ISBN 】978-4-12-102720-7
【価 格】900円
■日本軍という組織
個々の軍人は日本が勝てないとは思っていたが同僚に話をした時点で官僚としては自滅してしまうため、国家よりも自分の保身の方が大切になる。集団がいっせいに傾斜をはじめると、ひとり醒めた言動をするのがいかに勇気のいることか
■敗者には必ず事情がある
勝つという目的とは無縁な事情が出てしまう。大坂の陣で秀頼が旗頭にならなかったのが敗戦になった時に責任がおよばないような配慮が働いた。
■若者の意識の変化
つらくても転職せず一生ひとつの職場で働き続けるべき 10.3%(2003年)→4.4%(2018年)
※アメリカは逆で2.5%(2003年)→15.6%(2018年)と増加
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