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2022/07/15

日本史の有名人たち、その後どうなった

 【書 名】日本史の有名人たち、その後どうなった
 【著 者】山本博文 監修
 【発行所】知的生きかた文庫
 【発行日】2022/7/5
 【ISBN 】978-4-8379-8782-6
 【価 格】720円


■後北条家
秀吉の小田原攻めで滅んだ後北条家ですが、北条氏規(北条氏政の弟)に1万石が与えられ大阪の狭山で復活します。仲介したのは家康のようで氏規とは今川時代に人質仲間でした。外様大名には容赦なかった徳川家でしたが後北条家には存続が危ぶまれても存続を認めています。後北条の旧臣が徳川家に出仕していたことも大きかったようです。


■淡海三船
漢風諡号をつけたことで有名ですが葛野王(大友皇子の第一皇子)の孫で臣籍降下して751年に淡海真人姓となりました。


■鴻池
山中鹿之助の子供である新六幸元は山中家の本家である黒田城の養子に入っていたが、黒田城が秀吉に堕とされると大叔父の山中信直を頼って伊丹近くの鴻池村へ。武士をやめて商人となり芳醇な清酒を作ることに成功して江戸へ出したところ大ヒット。製造を七男にまかせて自身は大坂へ出て九条島に物流拠点を作り海運業に乗り出します。金融業などに多角化していきます。


■きょうの料理
琉球国の尚泰王が東京へ移り、廃藩置県によって琉球国がなくなります。尚泰王の6男尚光と結婚したのが3代琉球王である尚真王の後裔で生まれた道子が料理研究家となり「きょうの料理」の講師を務め、タコウインナーを考案します。

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