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2022/03/19

地形と地理でわかる神社仏閣の謎

 【書 名】地形と地理でわかる神社仏閣の謎
 【著 者】古川順弘、青木康
 【発行所】宝島社新書
 【発行日】2022/03/24
 【ISBN 】978-4-299-02770-2
 【価 格】1210円


■タケミナカタ
西側の出雲大社側が鉄の交易ルート、東側の美保神社が越の国からもたらされたヒスイの交易ルート。コトシロヌシが国譲りに合意したのは美保の地で、タケミナカタは反対して追われ諏訪に落ち着きますが交易ルートを逃れています。当時の諏訪湖は盆地一体に拡がっており諏訪神社の上社、下社は湖のほとりに造られました。


■沖ノ島
松浦から出航すると壱岐、対馬経由で朝鮮半島に渡れますが航路をはずれると湧き水がある沖ノ島にたどりつける可能性があります。たくさんの宝物は命拾いした船乗りが奉納したものと考えられています。


■合目は山岳信仰から
人間が仏に至る段階。地獄、餓鬼、畜生、修羅、人、天、声聞、縁覚、菩薩、仏に当てはめたもので五合目は「人」になります。


■篠島
三河湾の入口にある篠島は伊勢神宮の神領で倭姫によって御神界とされました。


■アメノホアカリ
尾張氏の祖先はアメノホアカリ、籠神社の祭神もアメノホアカリと同一。アメノホアカリはニニギの兄で先代旧事本紀では大和に下ったニギハヤヒと同一にしています。


■上賀茂神社
平安京からできる前からあり、山城国風土記には賀茂社については一つで記されており、下鴨神社は朝廷が加茂氏の強大な力を怖れるようになって分割させたようです。


■高尾山古墳(沼津)
全長60mの前方後円墳で箸墓古墳と同じか、さらに古い230年頃に造られたのではと言われています。


■興福寺
興福寺の境内発掘で条坊道路を破壊して伽藍を造営した後が見つかり藤原不比等がやったようです。また春日大社には土着の神ではなく鹿島神宮、香取神宮から勧請しました。


■東寺、西寺
平安京に造られた東寺、西寺は最初、鴻臚館ではなかったのかという説があります。羅城門の近くにあり、9世紀頃になって七条に朱雀大路をはさんで鴻臚館が東西に造られまで鴻臚館として機能していたのはという説です。こうなると桓武天皇は徹底的に仏教勢力の排除を考えていたようです。


■熊野
熊野カルデラ火山、熊野北カルデラ火山は巨大な2つの火山が1400万年前に造ったものです。熊野速玉大社の速玉祭りの舞台となる御船島は岩島で熊野酸性火成岩類で川に侵食されました。

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