合戦の日本史
【書 名】合戦の日本史
【著 者】本郷和人
【発行所】中公新書ラクレ
【発行日】2022/03/20
【ISBN 】978-4-12-150758-7
【価 格】860円
■一騎打ち
一騎打ちといいながら一の郎党である家来は主人とともに戦うことが許されていました。平家物語で平忠度が一騎打ちで相手を組み伏せて首をとろうとしたところ、相手の家来が背後から平忠度の腕を切り落として、首をとられましたが、卑怯といった評価はなく、あたりまえのルールだったようです。
■動員数
40万石でおよそ1万人、100石あたり3人が妥当な数字のようです。
■毛利
大江広元は鎌倉幕府で政所の初代別当となる文官ですが、息子の一人が毛利台(神奈川)にあった毛利荘をもらって毛利季光と名乗っていました。武士になると宣言し、毛利家の祖先となります。文官より武官のほうが格上だったようです。
■補給
兵一人に対して1日三合で計算すると1万人で3万合が必要です。4500kgになりますが1kg500円とすると1日225万円かかります。30日なら6750万円で軍事は経済でした。
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