京阪神スリバチの達人
【書 名】京阪神スリバチの達人
【著 者】新之介
【発行所】昭文社
【発行日】2021/11/01
【ISBN 】978-4-398-14763-9
【価 格】1650円
■六甲山
六甲山の標高500mの奥地にMa-1という100万年前に大阪湾の海の底に溜まった泥の地層があり、同じものが大阪湾の海面下500mでも見られる。100万年間で1000mとの差ができている。
■天満橋
上町台地の縁が崖になっていて石段の上の公園が摂津国府の比定地になっており石町という町名が国府が転化した説がある
■天王寺城
学園坂には蟲谷と呼ばれる谷があり、原田直政によって砦が作られ、谷が堀の役割をしていて月江寺が砦跡といわれている
■吉田山
花折断層は滋賀県水越峠付近から50kmぐらい活断層が続いていて吉田山が末端のターミナルバジルという珍しい地形になっている。
■蹴上
源義経が馬に乗った平家一団とすれ違った時に馬が泥水を蹴り上げて義経の衣服を汚したことから争いになり9人を切り捨てたことからきた地名
■伏見城御舟入跡
指月伏見城が倒壊した後に造られたのが木幡山伏見城で宇治川からつながる川港(舟入)があった。千姫が秀頼に輿入れするために、ここから出発した模様。昭和40年代までため池が残っていた。
■御影城(平野城)
摂津国兎原郡の郡衙があった模様。室町時代には源頼政の子孫である平野忠勝が御影の山上に平野城(御影村城)を構える。西は石屋川、新田川を東は深田池や天神川などを堀にして台地の上に城が造られた。
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