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2022/02/26

平安京の下級官人

 【書 名】平安京の下級官人
 【著 者】倉本一宏
 【発行所】講談社現代新書
 【発行日】2022/01/20
 【ISBN 】978-4-06-527031-8
 【価 格】940円


■焼尾荒鎮(しょうびこうちん)
唐や宋で進士に及第した時に開く酒宴のことで日本でも平安時代に任官試験に合格すると行われていた。禁令も出されたが形を変えて現在まで続いている。


■小野道風
三蹟の一人と名高い小野道風ですが、四位に叙されてから長年、任官されていないという文章を出しています。効果はありませんでしたが、明文として本朝文粋に採用されました。


■番長
右近番長-番長というのは官人としては最下級の地位で兵衛や近衛などの舎人をまとめて率いる役で、これが不良集団の長を番長と称する語源となります。


■とりばみ
宴会の料理の残りを庭に投げて下司や下人に拾わせて食べさせる風習で、施餓鬼に近い功徳のようなものでしたが、これが闖入をまねくことになります。


■疫病対策
平安人も科学的で蜜を避ける、移動を避ける、異国人との接触を避けるという基本的なことを行っていました。


■牛車
穢れを避けなければなりませんが路上に死体が放置される状況を避けるために貴族が牛車に乗っていたという説もあります。

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