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2022/01/29

起業の天才

 【書 名】起業の天才
 【著 者】大西康之
 【発行所】東洋経済新報社
 【発行日】2021/02/11
 【ISBN 】978-4-492-06216-6
 【価 格】2000円


■ジェフ・ベソス
Fitel(ファイテル) コロンビア大学のグラシエラ・チチルニスキー教授が創業者。アルゼンチン生まれのロシア系ユダヤ人女性で経済学と数学の専門家。カーボンクレジットの提唱者としても有名。イクイテットというホストコンピュータを介して証券取引データを投資家、証券会社、銀行を結ぶシステムの販売。リクルートのカウンターパートナーになったのが入社してまもないジェフ・ベソナ。7年後にアマゾンを立ち上げる。


プリンストン大学卒業後に名もないファイテルに入社して株取引のオンライン決済を学び、次に大銀行のバンカース・トラストに入社してオンラインシステムの開発に従事。優秀で26歳で副社長に。やがてヘッジファンドのD・E・ショーに勤務。いずれはコンピュータを使ったビジネスで起業すると決めており、いろいろな経験を積んで人脈を拡げていた。あらゆるものを売ることを目指したが最初は品質にばらつきがない本を選ぶ。これがカダブラでアマゾンの前身になる。


■アメリカのVCが出す宿題
アイデアを実現するにはチームが必要だ、君より優秀な人間を3人集めたら出資する。


ピーター・ティール(ペイパル創業者)
ビジネスに同じ瞬間はない。次のビル・ゲイツがOSを開発することはない。次のラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンが検索エンジンを作ることはない。


■評論家ではなく当事者に変えてしまう
君はどうしたい?、返事をすると、じゃあ、それ君がやってよ


ジョブズに振り回されながらマッキントッシュを開発していたメンバーのTシャツには「週90時間、喜んで」とプリントされていた


■時間を買う
ヤフーBBの販促 ADSLができるモデムをただで配る 大手が5000円/月が3000円で接続でき、儲けはないが自社のプラットフォームに顧客を呼び込むことができ、時間を買うことができる


■クラウド・コンピューティング 1988年
日米欧にコンピュータセンターを設置して、始めたのがRCS(リモートコンピューティングサービス)という時間貸し。システムの開発中だけメーンフレームを使いたい銀行などが飛びつくが今でいうクラウドそのもの

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2022/01/23

101のデータで読む日本の未来

 【書 名】101のデータで読む日本の未来
 【著 者】宮本 弘曉
 【発行所】PHP新書
 【発行日】2022/1/28
 【ISBN 】978-4-569-85112-9
 【価 格】990円


■1秒間にかかる国債の利払い 27万円
 世帯年収の平均額は約550万円-所得税は年間10万円
 年収1000万円を超えている人の所得税は年間84万円


■財政政策
 高齢化によると乗数効果が働きにくくなる。政府支出の増加の何倍もの国民所得を増価させますが退職した高齢者には直接、影響がありません。


■日本の病床数
 人口1000人に当たりの病床数は12.8床
 ところが医師数は3.5人とOECD平均を大きく下回っています


■18歳人口
 1992年ー団塊ジュニア世代 約205万人(ピーク)
 2020年-約117万人 大学志願者 約66万5千人 大学定員 約61万9千人


■東京への一極集中
 約3700万人(総人口の3割)
 女性の転入超過数が多い-地方の女性が減る→人口減


■日本の空家
 総住宅数 6240万戸 > 世帯数 5400万


 2014~2018年の5年間
 住宅新規着工戸数 約467万戸ー滅失戸数 約56万戸=+約411万戸
 この期間の世帯増加数は約211万戸で供給過多

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ミャンマー金融道

 【書 名】ミャンマー金融道
 【著 者】泉賢一
 【発行所】河出新書
 【発行日】2021/12/20
 【ISBN 】978-4-309-63146-2
 【価 格】935円


ミャンマーに信用保証付き融資制度を導入する物語。銀行を信じていない人がほとんどで口座を持っている人自体が少なく、お金を借りるという発想がなく法も制度もなく根付かせていきますが、そこに起きたのがクーデターです。


法や規則を守るとは自動車の運転をしていて青信号なら進んでもよいということは赤信号で車が止まってくれると信じていることになります。法や規則があるだけではなく、それらを遵守する運営体が成熟していることが重要である。

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2022/01/16

バチカン大使日記

 【書 名】バチカン大使日記
 【著 者】中村芳夫
 【発行所】小学館新書
 【発行日】2021/11/31
 【ISBN 】978-4-09-825413-2
 【価 格】860円

■バチカン市国
バチカン大使公邸や在バチカン大使館もバチカン市国内にはない。広さは東京ドーム10個分で人口は615人。183の国と地域と関係をもっている。デパートもあり、その中にチャリティの展示がある。教皇への贈答品が並べられていて入札によって購入でき、売上は寄付にまわされます。バチカン市国内にはスーパーもあり、ローマ市内は付加価値税がかかるが、バチカン内では付加価値税が課せられません。

1921年に昭和天皇が皇太子時代にバチカン市国を訪問し、教皇と謁見。日本とバチカンの国交樹立は日本と敵対しえいたアメリカ政府が大反対。

■スイス衛兵
紺色、黄色、赤色の制服の起源はミケランジェロがデザインしたと言われているが実際は1914年に隊長を務めた人物がルネサンス期のデザインを参考にしてデザインしたのが本当。

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2022/01/14

地形散歩のすすめ

 【書 名】地形散歩のすすめ
 【著 者】新之介
 【発行所】学芸出版社
 【発行日】2021/11/01
 【ISBN 】978-4-7615-2796-9
 【価 格】2000円


■ヒトモトススキ
河内湾から河内湖に変遷によって森ノ宮の貝塚遺跡では海に生息するマガキから淡水に生息するセタシジミに移り変わっています。また生駒山麓の日下新地では海岸近くで生息するヒトモトススキが生息しています。


■佃
田蓑島で徳川家康が多田神社に参詣する時に田蓑島の漁師が渡船をつとめた縁から家康が田蓑島へ寄り、漁業のかたわら田も作れと言ったことから村名が田蓑から佃へと変更。田蓑の名前を残すために住吉神社の名前を田蓑神社に改名します。家康が関東に移った時に将軍家に献魚するように言われ、神社の宮司ら34名が江戸へ移住し、どこで漁をしてもよく税もとらないと特権を与えられます。これが佃島で田蓑神社と同じ住吉三神と神功皇后、家康を祀った住吉神社が鎮座します。


■垂水西牧
摂関家の荘園で春日大社に寄進されました。管理を行う目代の屋敷である春日大社南郷目代今西氏屋敷が今も残っています。


■上町断層
生国魂神社の本殿背後に18mの崖があり縄文海進時代に形成された海食崖。上町断層は生国魂神社の西約300mほどの地下深くにあるようで隆起した台地が外海に削られて東へ後退したようです。


■鹿谷寺跡
竹内街道から二上山の雌岳を少し登ったところに8世紀頃の石窟寺院である鹿谷寺跡があります。十三重層塔は建てたものではなく凝灰岩を掘り残して造られたもので1000年以上も残っています。近くには岩屋という別の石窟寺院跡がある。


■環濠集落
摂津ー塚口、富田(高槻)、小浜(宝塚)
河内-招堤(枚方)、枚方、出口(枚方)、久宝寺、八尾、萱振(八尾)、富田林、大ケ塚(河南町)
奈良盆地にはかって160~240ほどの環濠集落が存在したようである。

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2022/01/08

家康と家臣団の城

 【書 名】家康と家臣団の城
 【著 者】加藤理文
 【発行所】角川選書
 【発行日】2021/11/18
 【ISBN 】978-4-04-703704-5
 【価 格】1900円


■諏訪原城
武田勝頼が築きましたが特徴的な丸馬出など二の曲輪から西側のほとんどが徳川時代に造られたことが判明します。丸馬出というと武田と典型といわれていましたが、違っていました。


■膳所城
関ケ原の合戦後、諸大名に工事を割り振る天下普請の第一号になりました。縄張りは藤堂高虎が担当。東海道を通る瀬田の唐橋を抑えるためでした。


■桑名城
平維衡が伊勢平氏の祖となり庶流の清綱が桑名に移り、子孫が桑名氏を名乗ります。鎌倉時代に桑名行綱が幕府から桑名の地を与えられて最初の城館を築きます。戦国時代に小規模の城主が乱立し北勢四十八家となります。このなかの樋口氏、矢部氏、伊藤氏が西城、三崎城、東城という城館を構え、その下に三十六人衆を従えて、共同で自治都市・桑名を守っていました。伊藤武左衛門実房によって築いた東城が桑名城の二の丸や朝日丸あたりに位置します。桑名の城主はころころと変わり、関ケ原の合戦後は本田忠勝が入ります。


本丸の南に土橋で結んだ二の丸を設け、馬出として使っていました。桑名城では合計51の櫓で固められていました。


■徳川の城造り
豊臣時代は複雑な構造で内部を知り尽くした家臣団によって戦闘能力が発揮されましたが、徳川の城は高い石垣や多聞櫓、枡形虎口など天下普請で造られた城はほぼ同一構造。徳川軍ならどこの城へ入城しても戦えました。


■大坂城
明治維新までに3回、落雷被害を受けており万治3年(1660)年6月18日は土蔵造りの焔硝蔵(火薬庫)に落雷があり、大爆発。多数の死傷者が出て青屋門の扉が城から14kmも離れた暗峠にまで飛んだと記録されています。この後、焔硝蔵は石造りになります。

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2022/01/02

征夷大将軍になり損ねた男たち

 【書 名】征夷大将軍になり損ねた男たち
 【著 者】二木謙一
 【発行所】ウエッジ
 【発行日】2019/12/20
 【ISBN 】978-4-86310-222-4
 【価 格】1300円


■武田信義
甲斐源氏の棟梁で木曽義仲、源頼朝と並び立つ存在で実力もありましたが、頼朝に従うことを決めて生き残り武田家へとつながっていきます。


■承久の乱
後鳥羽上皇が城南寺(鳥羽)で流鏑馬を行うという名目で武士を集めると1700ほどが集まり、これが乱の下地になりました。


■榎本武揚
父が榎本武規は伊能忠敬の弟子で鍋と釜があれば食うには困らないと長男に鍋太郎、武陽には釜次郎という名前をつけました。

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