« 超入門ブロックチェーン | トップページ | 戦国合戦のリアル »

2021/10/12

新聞記者、本屋になる

 【書 名】新聞記者、本屋になる
 【著 者】落合博
 【発行所】光文社新書
 【発行日】2021/09/30
 【ISBN 】978-4-334-04561-6
 【価 格】940円


58歳で新聞社を辞めて書店経営をはじめます。経験はなかったですが、いろいろと下調べをし、色々なお店に実際にノウハウを聞きにいったりして準備万端です。2016年からは「2017年、”本屋”を始めます。」と印刷した名刺をもって回っています。読書が好きな人にとっては本なんて読んでいる時間はないので本屋はおすすめしないそうです。


■古本を買い取る相場
古書善行堂に聞きに行くと、自分が売りたい金額の1~2割で買い取っていると店主に教えてもらいました。問題は売値が思い浮かぶかどうか、古書を扱うのはあきらめ新書を返品なしで仕入れることになります。仕入れルートは子どもの文化普及協会(クレヨンハウスの関連会社)、八木書店、トランスヴューなどです。1000円の本だと買取の利幅は300円、返品ありだと200円になります。


■書籍・雑誌の売上
1996年(ピーク時) 2兆6564億円 → 2020年 1兆2237億円 6割減少


■投資
初期投資は600万円。運転資金200~300万円で1年ほどは本屋を続けることができる。本は毎月400~500冊ほど売れ、他にイベントやカフェなどで月80~100万円。年商は1000万円を超えても経費がかかるので純利益は数十万円ほどになります。

|

« 超入門ブロックチェーン | トップページ | 戦国合戦のリアル »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 超入門ブロックチェーン | トップページ | 戦国合戦のリアル »