真相究明「本能寺の変」
【書 名】真相究明「本能寺の変」
【著 者】菅野俊輔
【発行所】青春新書
【発行日】2021/07/15
【ISBN 】978-4-413-04626-8
【価 格】900円
「乙夜之書物」という加賀藩の関屋正春がまとまた書物で実際に本能寺の変の場にいた斉藤利宗(斉藤利三の息子)が語った話です。
■田中城
光秀が若狭熊川出身の沼田清延と田中城に籠城していました。足利義昭が野洲郡矢島から若狭小浜の武田義統を頼ることになりますが田中城は熊川から小浜に至る道中にありました。牢人していた光秀は足利義昭に仕えるために籠城していたようです。沼田から話を聞いた米田が「針薬方」としてまとめますが、沼田も米田も後に細川藤孝の家臣になっています。沼田清延は藤孝の義兄弟だったようです。
■本能寺の変
明智秀満と斎藤利三の2000人ほどが本能寺に向かい、光秀は鳥羽に控えていました。また本能寺内にほとんど人がおらず簡単に制圧できたようです、山崎の合戦で負けたあと斉藤利宗は細川忠興に預けられます。加藤清正に仕えやがて徳川家の旗本になりますが、妹である福の影響も大きかったでしょう。
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