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2021/01/07

「日本の伝統」の正体

 【書 名】「日本の伝統」の正体
 【著 者】藤井青銅
 【発行所】新潮文庫
 【発行日】2021/01/01
 【ISBN 】978-4-10-102481-3
 【価 格】590円

昔からの仕来りや伝統といった場合の昔って、いったいいつなのに焦点をあてています。

■お節
端午の節句(5月5日)、重陽の節句(9月9日)などの祝いの席での料理がお節料理でしたが、正月だけをさすようになりました。

■お中元
上元(1月15日)、中元(7月15日)、下元(10月15日)で道教の教えで中元とは罪を赦す日で贈答とは何の関係もありません。同じ日がお盆なので、祖先への供物から、贈り物への起源となりました。お歳暮は単に歳の暮れというだけで、何の意味もないのに贈答のこととなりました。

■夫婦同姓
姓はもともと公家や武士などのもので庶民には関係がありませんでした。明治8年に平民苗字必称義務令が出され、結婚した時の女性の苗字をどうするかという質問に太政官では婚前の氏を使うようにとなりました。つまり夫婦別姓でした。明治31年に民法ができてから夫婦同姓になって、たかだか約120年のことです。

■告別式
無神論者だった中江兆民が亡くなった時に板垣退助らが故人をしのんで行ったのが告別式。これが話題となり葬儀と一緒になることになりました。

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