馬が動かした日本史
【書 名】馬が動かした日本史
【著 者】蒲池明弘
【発行所】文春新書
【発行日】2020/01/20
【ISBN 】978-4-16-661246-8
【価 格】900円
■黒ボク土
日本の31%を占めているのが黒ボク土。1万年前の縄文時代からあり、日本列島は森林だけではなく草原地帯が拡がっていました。農地利用が難しく放牧地として活用されました。この黒ボク土の分布と武士が地盤としていた分布がよく似ています。
■河内の讃良(サララ)
現在の四条畷市、寝屋川、大東の一部でサララ、ササラと呼ばれる牧がありました。持統天皇の名前が?野讚良皇女なので、何か関係があったかもしれません。
■もっとも多くの前方後円墳が作られた県は?
答えは千葉県。奈良県の2.5倍、京都府の6倍もあります。江戸時代、千葉には幕府直営牧場(小金牧、佐倉牧、嶺岡牧)が造られ下総国の1/5を放牧地がしめていました。
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