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2020/03/01

貞観政要

 【書 名】貞観政要
 【著 者】呉競
 【発行所】ちくま学芸文庫
 【発行日】2015/09/10
 【ISBN 】978-4-480-09695-1
 【価 格】1,000円


帝王学の指南書となった「貞観政要」です。太宗(李世民)が名臣たちと交わした問答を史家である呉競が編纂したものです。


■君は舟なり、人は水なり
荀子に出てくる言葉で「君は舟なり、庶民は水なり、水はすなわち舟を載せ、水はすなわち舟を覆す」で、太宗は治世の心構えとして肝に銘じていました。
・公正な政治を行い、人民を愛すること
・礼を尊重し、すぐれた人物に敬意を表すること
・賢者を登用し有能な人物を抜擢すること


■短所を見ずに長所を見よ
相手の短所と長所を十分に心得たうえで、その長所を発揮させるような使い方をせよ


■李克の人物鑑定法
戦国時代、魏の文侯の宰相であった李克の人物鑑定法
・ふだん、どんな相手と親しくしていたか
・富裕なとき、誰に与えたか
・高位についたとき、誰を登用したか
・窮地に陥ったとき不正を行わなかったか
・貧乏したとき、貪り取らなかったか


■史家(歴史家)の使命感
記録するために命をかけた人物が何人もいました。春秋時代、斉の重臣が主君を殺したところ、史家が記録しました、この史家が殺されると弟が引き継いで記録します。また殺されると三番目の弟が記録したことで、あきらめます。

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