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2019/10/31

大江戸の飯と酒と女

 【書 名】大江戸の飯と酒と女
 【著 者】安藤優一郎
 【発行所】朝日新書
 【発行日】2019/10/30
 【ISBN 】978-4-02-295041-3
 【価 格】810円


■ミツカン
粕酢を使った握り寿司が江戸で人気を呼びます。酒造業者が酢造りをすると酵母菌が酒蔵に入ると酢酸が生じ酒にダメージを与えるのでタブーでしたが、これに果敢に挑戦したのが尾張国知多郡半田で酒造業を営んでいた中野又坐衛門。ミツカングループの創業者になります。上方のお酒が人気で、尾張産のシェアが落ちていたので活路を見出す必要がありました。


■小松菜
葛西菜という江戸の名産でしたが小松川あたりで生産されたものが特に小松菜と呼ばれました。名付け親が徳川吉宗で鷹狩りで小松川を訪れた時に葛西菜のすまし汁に感激したからでした。


■練馬大根
朝鮮通信使の帰国のお土産にも使われており、種と練馬村の土を持たせました。これが一箱720キロの2つの箱の土でした。


■松平定信
寛政の改革で有名ですが、米価の安定のために酒を造る米を制限しましたが、当時の酒は上方が主で江戸のお金が上方に流れることを防ぐ目的もありました。江戸では御免関東上酒というプロジェクトを行って上方にまけない酒造りを目指しましたが、なかなかうまくいきませんでした。


■飲食店の統計
町奉行所で調査しており
文化元年(1804年)-6165軒
文化七年(1810年)-7763軒
これは常設店舗で屋台などの移動販売は含まれていませんので、相当な数になったでしょう。


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