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2019/08/23

仲野教授のそろそろ大阪の話をしよう

 【書 名】仲野教授のそろそろ大阪の話をしよう
 【著 者】仲野 徹
 【発行所】ちいさいミシマ社
 【発行日】2019/08/05
 【ISBN 】978-4-909394-24-8
 【価 格】1,900円

ダイエー発祥の地・千林生まれの仲野教授による大阪をよく知る12名との対談です。

■八十島タイタニック説(高島幸次)
大阪城、石山本願寺の前にあったのが生玉神社。上町台地の先端で行われていたのが八十島祭です。台地の先端で天皇の着物を入れた箱を開け風をあて海の風を受けた衣を着ることで、日本の支配をする権利を得るという儀式です。映画タイタニックのような光景なので、これが八十島タイタニック説だそうです。

■秀吉の大阪改造計画
当初は上町台地の北にある大坂城から南へ城下を延ばす予定でしたが慶長の大地震で堺の南が壊滅してしまい、計画は頓挫。西へ延ばすことになり東横堀川を掘った土で湿地帯を埋めて船場の町にしました。梅田の語源も埋田です。

大阪城は豊臣時代の城と信じられていた時期が長く、指定もいまだに豊臣大坂城になっています。昭和34年の学術調査で地下から豊臣時代の石垣が発見され、現存している石垣は徳川時代にものと分かりました。この時に大阪市からしばらく発表しないように要請があったそうで、理由は石垣が徳川製と分かると大阪市民がショックで倒れるからということでした。

■大阪人のコミュニケーション
東京へ引っ越した大阪人がギリギリ配達圏外ですが、ピザを頼むと案の定、ダメという返事。「家の前に出て、配達エリア内に立っとくから」と粘ってもダメ。「ピザは熱々やけど、心は冷たいんですね」と言ったのに流されます。配達を断られたことよりも最後の言葉を流されたことに腹が立つのが大阪人です。

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