承久の乱
【書 名】承久の乱
【著 者】本郷和人
【発行所】文春新書
【発行日】2019/01/20
【ISBN 】978-4-16-661199-7
【価 格】820円
鎌倉幕府の本質とは頼朝とその仲間たちであり、権威だけの朝廷ではなく自分たちの土地は自分たちで守るという自力救済の世界でした。ただ内部抗争もすさまじく梶原景時、比企氏など政敵を倒してのし上がってきたのが北条時政です。後鳥羽上皇にとりこまれつつある実朝を暗殺し、北条義時、泰時とその仲間たちの世界ができあがります。
そこに挑戦したのが後鳥羽上皇。東国と関係がない西国の武士は味方しましたが朝廷の権威をあまりにも過大評価していました。朝敵になっても東国武士は立ち上がり京都を攻め、後鳥羽上皇に味方した西国も支配できるようになります。
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