軍事の日本史
【書 名】軍事の日本史
【著 者】本郷和人
【発行所】朝日新書
【発行日】2018/12/30
【ISBN 】978-4-02-273799-1
【価 格】810円
副題が鎌倉、南北朝、室町、戦国時代のリアルとなっています。鎌倉時代に戦ったのは武士とその郎党で戦いのプロによる一騎討ちでした。やがて農民が従軍させられるようになりますが、戦いはいやなので戦力にはなりませんしか刀による戦いなどは無理です。そこで登場したのが槍で心理的なバリアをはずします。織田信長が活用したのが鉄砲で、やり方さえ教えれば集団で使うには威力がある兵器となります。
戦いには金がかかるので、最後の手段となりますが戦いを起こした側が目的を果たしたかどうかで勝敗が決まるという考え方は的確ですね。鎌倉の武士の時代からですが、それ以前の白村江の戦いや防人など徴兵していたイメージのある古代の戦いはどうだったのか興味がでてきます。
| 固定リンク
コメント