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2019/01/31

30の神社から読む日本史

 【書 名】30の神社から読む日本史
 【著 者】安藤優一郎
 【発行所】日経ビジネス人文庫
 【発行日】2018/07/02
 【ISBN 】978-4-532-19865-7
 【価 格】800円

三囲(みめぐり)稲荷
大阪には三菱の守護社である土佐稲荷神社がありますが、同じように三井家の守護社は三囲神社で、三越本店屋上には三囲稲荷が祭られています。伊勢松阪出身の三井高利が越後屋(三越百貨店)を「現金掛値なし」の商法で大成功に結び付け、三井高利の孫である高房の時から向島にある三囲神社が守護社になったそうです。

従業員が神官でもあり夢のお告げだったそうですが三囲が三井を守ると読める点にあったのでしょう。三越のマークは三に井桁でしたが昭和のはじめに丸越となります。三井家が三囲神社に奉納した茶釜の台石に彫り込まれていたのが丸越の形だったことに由来しているそうです。

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