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2018/12/22

日本史の新常識

 【書 名】日本史の新常識
 【著 者】文藝春秋
 【発行所】文藝春秋
 【発行日】2018/11/20
 【ISBN 】978-4-16-661190-4
 【価 格】800円

■日本書紀
本来、史書は紀だけでなく志、列伝、表でセットですが日本書紀が出来上がったところで藤原不比等が死んでしまったため力尽きてしまいました。

■貨幣経済
宋を滅ぼしたモンゴルで使われたのが銀と紙幣。大量の銅銭が余ったのでこれが日本へ輸出され、日本で貨幣経済が回りだします。沈んだ交易船から銅銭800万枚が見つかり当時の日本の全人口に1枚づつ配布できる量でしたので、相当な量が出回ることになります。日本は火山国だったので輸出に使われたが硫黄になり、火薬を作る材料となりました。元寇の目的の一つが硫黄の獲得ではという説もあります。

■壬申の乱の背景
白村江の戦いで倭国が敗退した後に起きたのが唐と新羅の戦い。唐は倭国に味方するように要請するために白村江の戦いの捕虜2千人を連れてきます。とりあえず近江朝廷は武器と軍需物資を渡して帰国させ、兵の徴兵をはじめます。この徴兵がすすんでいる時に大海人皇子が挙兵。関東で徴兵された兵を引き連れて近江朝廷を攻めます。

■戦には金がかかる
一人一日三合の米を食べるとすると一万人の兵では三万合(三十石)必要です。一石はだいたい150kgで三十石は4,500kg。お米1kgが500円として450kgは225万円となります。これが一日ですので一月だと6,750万円かかります。

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